聖母マリアのベールの信心

聖母マリアへの信心として、女性が御ミサにおいてベールを着用します。この信心を行う女性は、御ミサの間にベールを着用します。ベールを着用することによって、聖母マリアに信心をお見せすることになります。ベールは聖母の従順を象徴し、神であり救い主であるイエズス・キリストへの聖母マリアの柔和さ、謙遜も意味します。

 

「祈りをしたり預言をしたりする時、かしらに物をかぶる男は、そのかしらをはずかしめる者である。祈りをしたり預言をしたりする時、かしらにおおいをかけない女は、そのかしらをはずかしめる者である。それは、髪を剃ったのとまったく同じだからである。もし女がおおいをかけないなら、髪を切ってしまうがよい。髪を切ったり剃ったりするのが、女にとって恥ずべきことであるなら、おおいをかけるべきである。男は神のかたちであり栄光であるあるから、かしらに物をかぶるべきではない。女は、また男の光栄である。なぜなら、男が女から出たのではなく、女が男から出たのだからである。また、男は女のために造られたのではなく、女が男のために造られたのである。それだから、女はかしらに権威のしるしをかぶるべきである。」

「あなた方自身で判断してみるとよい。女がおおいをかけずに神に祈るのは、ふさわしいことだろうか。」コリント人への手紙11:3−10,13

 

御ミサの間ベールを着用することは、キリスト及びカトリック教会への従順を示します。そして教会におけるその女性の役割が、家庭や社会における役割とは異なるものであるという認識でもあります。

 

「神は無秩序の神ではなく、平和の神である。聖徒たちのすべての教会で行われているように、婦人達は教会では黙っていなければならない。彼らは語ることが許されていない。だから律法も命じているように、服従すべきである。」コリント人への手紙14:33−34

 

御ミサの間ベールを着用する既婚女性は、さらに家族の頭として、彼女の夫を認めています。この信心は女性のためのもので、男性は出来ません。女性の教会における役割が、家庭や社会の役割とは異なるものであることを、神によって意味されます。

 

(現在は女性のベールについて、着用は個人の意思に任せられています。このサイトでは、ベールの着用は1つの信心であることを示しているということをご理解下さい。管理人 )

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