サタンの業を打ち負かすための祈り

「御力によりてことごとく身を固め、保護を得、善のために戦わんとイエズスと共に相立たん。
我らは今その力を行使し、従いて主イエズス・キリストの御名によりて我らはサタンと全ての彼の国を拘束せん。」

<祈願>

「おお、神なる永遠の御父よ、御身の神なる御子と聖霊と共に、マリアの汚れなき御心を通して、御身の最大の敵なる悪霊共の力を破壊し給わんことを願い奉る。
彼らを地獄の最も深い凹み(へこみ)に投げ入れ、永遠にそこにつなぎ給え!

御身が創り給い、正当に御身のものなる御身の王国を所有し給え。
天上の御父よ、イエズスの聖なる聖心とマリアの汚れなき御心の治世を我らに与え給え。

我はこの祈りを、我が心臓の鼓動と我が呼吸のたびに、御身への純粋の愛から繰り返し奉る。 アーメン。」

(1937年5月 リチャード H. アッカーマン コヴィントン司教認可)

<祈願>

「天の御父よ、御名において、かつ天主の御子の御血によりて、御身に属したる虜を連れ去りたるがためにサタンの非難をば求め奉る。
我イエズスに彼のいばらの冠を至る所に置き給わんことを願い奉り、それによりて誤りし影響力より関心が失せ、離れ去らんことを。

マリア、イエズスの御母よ、御身の愛の外套の周囲に御身の息子、娘を置き奉る。
聖ミカエルよ、彼らを守り給え。」

<幼なきイエズスの聖テレジアの御出現>

イエズスの小さき花は、その女性の重大なる日々に御出現になり慰めの言葉を語りかけられました。
「勇気を失わないで下さい。聖職者は特に希望を断ってはなりません。終わりは近づいております。」

この出来事が起こったある夕方、修女らと聖職者とその姉は驚くことに天井の白バラの花束に気がつきました。
しばらくしてその幻視は徐々に消えていきました。
聖職者は直接天井の方の不安げな女性の熟視に気がつきましたが、花束は見えませんでした。
小さき花からの促しの言葉は聖職者に新たな勢いを与えました。
今彼らは勝利が遠くないことを知っていました。

それより数日後、悪魔の大きな恐怖は裏切られ、地獄への引き返しを強いられました。

しかしその聖職者は彼らの再三の地獄からの出立を主張しました。
彼らは哀れに弁解したのでした。
「それ以外なら何でも。それ以外なら何でも。」

別の場所、もしくは他の被造物が更に耐えられうる中に追放されますように。
彼らは地獄に引き戻されたくはないのです。

聖職者は言いました。「しかしあなた方は既に地獄にいます。」
「そうです、そうです。」彼らは呻きました。
「我々は我々と共に地獄で引きずり回されます。
しかし我々が切り捨てられ永遠に地獄に落とされる最後の審判まで、地上を歩き回る事を許されるのは救いです。」

「我サタンとその虚栄、そのわざとをことごとく棄て、凡ての敬虔なる者らと共にキリストを離れざるを約束し奉る。」

Abrenuntio Satanae et omnibus pompis eius et omnibus eius,et promitto me Christo fideliter adhaesurum.)

<聖ドン・ボスコによる悪魔共に対する保護の祈願>

「ああマリア、力強き童貞よ、御身は力ある栄光に満てる公教会の保護者なり。
御身はキリスト者の驚くべき御助けなり。
御身は戦列整えし軍勢の如く畏るべきものなり。
御身は全き公教会におけし異端をことごとく破壊し給う唯一のものなり。
わが苦悶ともがきと苦悩との只中にありて、我を敵の力より守り給い、わが臨終の時にはわが霊魂を楽園に受け入れ給わんことを。」

<サタンと悪霊共を克服するための祈り>

「カルワリオの十字架上のわが主なるイエズス・キリストの聖なる御死去の多勢なる敵の全ての帝王なる汝、闇と邪悪の総帥、全ての偽りの父よ、我はわが主イエズス・キリストの御死去と捧げられし彼の御苦痛と御傷と、汝の没落、破滅、義罰のための彼の御左手より永遠の御父に対せし、
いと尊き御血とによって立たん。アーメン。

わが主イエズス・キリストのいと尊き御血よ、我をしろしめし、万民の内に住まい給え。アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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