この祈りは、ゆるしの秘跡の免除や代用されるためのものではありませんが、次の様な話が伝えられています。
死んだばかりの一人の貧しいクララ会の修道女が彼女のために祈っていた女子修道院長に現れて申しました。「私はまっすぐ天国へ参りました。というのは、毎夕唱えましたこのお祈りによって私は負債を払ったからです。」
「永遠の御父よ、御身に主イエズスの至聖なる聖心を、そのすべての御愛、御苦しみ、御功徳と共に捧げ奉る。」
「一には、我が今日及び、全生涯の間に犯せし罪を償わんがために。」「栄唱」一回。
「二には、我が今日及び、全生涯の間に悪しく行いし善を潔めんがために。」「栄唱」一回。
「三には、我が今日及び、全生涯の間に行うべきに行わざりし善に代えんがために。」「栄唱」一回。
(ピエタ より)