天の元后聖マリア

祝日8月22日

フランシスコ会の編年録の中に、次の話が読まれる。
ある日、フラテ・レオネは2つのはしごを見た。1つは赤いはしごで、その上にはイエズス・キリストがお立ちになり、もう1つは白いはしごで、その上にはマリアがお立ちになっていた。
そこに霊魂達がやって来て、赤いはしごを登りはじめた。
ところが数段登ると、みな落ちてしまった。
失敗にこりず、また登りはじめた。けれども何度やり直しても、いつも落ちてしまった。
そこで今度は白いはしごを登りはじめた。
ところがフラテ・レオネが見ていると、無事に登ることが出来た。
聖母マリアが手をさしのべて下さったからであった。
このようにして霊魂達は難なく天国に入ることが出来たのであった。(聖母マリアの栄光)

「マリアは天の王の御母でおいでになるから、天の元后となるのは、きわめて当然なことである。」ルベルト

<祈り>

「聖母マリア、あなたは私達の御母であり元后でいらっしゃいます。
私達はあなたの謙遜と貞節に対し光栄を帰します。
キリストの御母よ、あなたは御子イエズスの救いの御働きを御覧になられたとともに信頼の中で歩まれました。
福音に対する誠実な奉仕の中で、私達の生活を送りますように奮い立たせて下さい。 アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system