七つの御傷のチャプレット

 

このチャプレットは、十字架の御像と、二つの小珠、環状部分は、一つの大珠と四つの小珠からなる、七連によって構成されています。
もし、専用のチャプレットをお持ちでなければ、一般のロザリオを、数を調節されながら用いられて構わないと思います。

 

始めに十字架の御像に接吻し、「十字架のしるし」を行います。


次の祈りを唱えます。

「ああ主イエズス・キリスト、生ける天主の御子よ、我は全霊を挙げ、御身の如くなるを切に願い、唯一まことの祝福のために見出されし
御身を常に見奉るを得んことを。
御身のいと尊き御血と御身の全ての御傷をわが心を記し給い、かくして我がそれらのうちに、御身の御苦しみと御愛を相共に読み奉らんことを。
主よ、我がまた、へりくだりて願い奉るこの御恵みを、我に与え給え。(ここで願う)」

 

第一連の大珠で、次の祈りを唱えます。(膝の御傷に対し)


「御身の裏切りにあいし時より、御身は縛られ、百人隊長によりて、訴えし者と、偽証人の前に引き出され、これらの拷問者と共に歩調を相そろえるあたわざる時、御身は御膝より崩れ落ち、鞭打たれ、再び引きずられ、御身の御膝の罰に充分ならざればと、御身の重き十字架のその重荷の下、御身は三度再び、御膝に崩れ落ち給いき。

我は御身の御膝の御傷を称え、崇め奉る。
これらの御傷によりて、御身が全ての霊魂を御身の御心に近接させ、今日の闇き、不信の世を照らす熱き灯火とならしめ給わんことを、御身に願い奉る。」


各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第二連の大珠で、次の祈りを唱えます。(鞭打ちの御傷に対し)

「我は、御前に進み、御身のいと聖き聖心に己を完全に奉献するを許し給わんことを、ふさわしからざる者として、御身にこいねがい奉らん。

我は数多の開かれ、御身の忍ばれし愛の清浄にして輝く光線で前を照らしたる御身の鞭打ちの聖なる御傷をほめ、称え、崇め奉る。

イエズスよ、我は御身に、御身の聖なる公教会を捧げ奉り、我らの教皇、司教、全ての司祭を祝福し給わんことを、願い奉る。」

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第三連の大珠で、次の祈りを唱えます。(肩の御傷に対し)

「御身の鞭打ちの間、責め苦を与える者の鞭打ちは、御身の御背より肉を引き離す先に御左肩に振り下ろされども、
罰に充分ならざると同じく赤く、裂け、御血に溢れし御肩の上に、御自らの運ぶ事を強いられたり。

我らの罪のゆえに、御身は息絶えるまで打ち叩かれたり。
我は、御身の御左肩の聖なる御傷をほめ、称え、崇め奉る。

御身に仕える事を望む者の信・望・愛をいや増し給うによりて、御身に一層近づくを助け給え。
御身の全ての司祭を守り、悪しきものの攻撃に対し、彼らを強め給え。」

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第四連の大珠で、次の祈りを唱えます。(茨の冠の御傷に対し)

「ああわがイエズスよ、御身の聖顔は、罪深き者どもの敵意によりて損なわれ、よじ合わされし枝のとげは、天主の御知恵のまくやなる、御身の聖頭に突き刺さりたり。
わが内に、御身の哀れみ深き御悲しみを奮い起こさんがため、御身の御傷の記念が、わが心中の隠れし所に常に留まらんことを。
かくしてわが内に灯りし御身の愛が燃え上がらんことを。
我は御身に、いと数限りなき、全霊を挙げて嫌うわが罪の贖いのための、かくの如き残虐なる御苦しみの尽きざる御愛に謝し奉る。

ああイエズス、御顔が我を喜ばせ給う御者よ、我は御身に、我が御身の御愛で燃え、天つ御国の御身の栄えある御顔を
黙想し奉らんが為、御身の天主の御記憶を我にしるし給わんことを切に願い奉る。」

 

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第五連の大珠で、次の祈りを唱えます。(御手の御傷に対し)

「全ての天の軍団と、地上の全ての敬虔なる者と一致し奉りて、我は、御身の御手の聖なる御傷を、ほめ、称え、崇め奉る。
我は御身に、我らの罪ゆえに、御手が貫かれし事に感謝し奉る。
我はこの時、臨終にありし全ての者を、御身に捧げ奉る。
かれらの霊魂に触れ、彼らを憐れみ給え。」

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第六連の大珠で、次の祈りを唱えます。(御足の御傷に対し)

「煉獄にありて、今なお御身より引き留められ、御身と共にあるを切に望める全ての霊魂との一致のうちに、我は、御身の御足の聖なる御傷を、ほめ、称え、崇め奉る。

御身の御憐れみを待ち焦がれし間に飢えし霊魂を憐れみ給わんことを。
人生の困苦によりて試み、闇路を歩む全ての者の助けに来たり給え。
彼らをして、御身が彼らの唯一の望みなるを見出させ給え。」

 

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

第七連の大珠で、次の祈りを唱えます。(御わき腹の御傷に対し)

「我らの罪の解放と、世を御自らに和解させ給わがためのこの御苦しみによりて、御苦しみのほめ、称え、崇めを受け取り給え。
我は、御身の貫かれし御心臓、御わき腹の聖なる御傷を、ほめ、称え、崇め奉る。

我は、御身の開かれし御わき腹の裂かれし御ものの内にわが余生の全ての日々を送り、より御身を愛し奉る事を望み奉らん。
かくして、我は御身に再び願い奉る。
この内に、御身の御愛と御苦しみを読み取り奉らんが為、わが心に御身の御傷をしるし給わんことを。
これらの御傷の御記憶が常にわが心の隠れし深みに留まり、我が御身の愛を報い奉らんことを。」

 

各小珠で、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」「イエズスよ、我は御身を崇め、愛し、称え奉る。」の呼祷を唱えます。

 

 

しめくくりに、次の祈りを唱えます。


「永遠の御父よ、我は御身をほめ、崇め、愛し奉る。
我は御身に、我らの為に苦しみ、死去し給わんがために御子を世に遣わし給いし事を感謝し奉る。
御身の聖霊の御運びと、マリアのいと浄き御手によりて、我は御子のこの、御受難、御死去、御復活に一致し奉りて、わがつつましき生活を、御身に捧げ奉る。
我らに憐れみを切に願い給える、御肉身の聖なる御傷を受け取り給え。
我は御身に、御子の御傷を、我らの霊魂の傷の癒しと、罪深き人類の傷の癒しの為に、捧げ奉る。」

 

「幼きイエズスの聖テレジア、我らの為に祈り給え。」

 

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