聖マキシミリアノ・マリア・コルベ

 

「誰が聖マキシミリアノに痛むほどの与える喜びを教えたでしょうか。
我らの御母に彼は一切を委ねました。同じ事は、私達にとっても真理です。
もし私達が己を聖母に委ねるのなら、イエズスの如く愛する喜びを私達に御教え下さるでしょう。」
(福者マザー・テレサ)

 

 

1894年1月8日ポーランドに生まれる。
コンベンツアル聖フランシスコ会に入り、1917年「汚れなき聖母の騎士会」を創立。
1918年司祭に叙階された。1930年に宣教師として日本を訪れた。
その後ポーランドに戻り、アウシュビッツの強制収容所に入れられ死刑を言い渡された同僚の身代わりとなることを申し出て1941年8月14日殉教。
祝日8月14日。

 

「救霊を望む者は誰でも償いを行わねばならない。」(聖マキシミリマノ・マリア・コルベ)

 

<祈り>

「いつくしみ深い神よ、
▲あなたは聖マキシミリアノ・マリア・コルベを、汚れなきおとめマリアへの愛に燃え立たせ、霊魂の救いに対する熱意を隣人愛で満たされました。
この聖なる司祭殉教者の取次ぎを願う私達が、御栄えのため隣人への奉仕にたゆまず励み、死に至るまで、
御子の忠実な弟子となることが出来ますように。 アーメン。」

 

 

<チャプレット>

このチャプレットは聖コルベ神父のメダイと不思議のメダイ、そして15の赤と白の小珠から構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ一般のロザリオを代用されて構わないと思います。

まず中心の不思議のメダイで祈ります。

「ああいとも栄光に満てし憐れみ深き童貞マリアよ、御身に逃れ、御身の保護、御助け及び御身のとりなしを求むる者が
かつて誰一人として捨てられた事のなきを思い出て給え。
この確信と共に奮い立ち、我らは御身に逃れ奉る。
我らの御母、童貞中の童貞よ、罪深きと悲しみをもて、御前に立ち奉る。
我らの祈りを軽んじ給わず、御身の聖寵と御憐れみのうちに我らの祈りを聴き、こたえ給わんことを。 アーメン。」

次に各小珠玉において祈ります。

「原罪なく宿り給いし聖マリア、御身に依り頼む我らのために祈り給え。
かつ御身に依り頼まぬ者、殊に教会に敵対する者、そして我らが御身に依り頼み奉るすべての者のために祈り給え。」

(この祈りはコルベ神父様が常に祈っておられたものです)

「聖マキシミリアノ・コルベ、我らのために祈り給え。」

 

 

<聖マキシミリアノ・コルベのとりなしを願うノベナ>

「ああ主イエズス・キリストよ、あなたは”友のために命を捨てる、それより大きな愛はない”と言われました。
生涯で愛を例証した聖マキシミリアノ・コルベの御とりなしによって、私達の願いをお聴き入れ下さいますよう
懇願致します。
(ここで願う)
マキシミリアノが創設された汚れなき聖母の騎士会を通じ、
彼は世界の至る所において聖母への熱心な信心を広められました。
彼はマリアへの真の信心によって奮い立たされた愛によって、全く見知らぬ者のために御自分の命を与え、
私達にすべての者への利他的な愛の手本を与え、迫害者を愛されました。

ああ主よお聴き入れ下さい、あなたの謙遜なしもべである聖マキシミリアノの模範のうちに、
私達の同胞をよりよく愛し仕えるために、天の元后の愛と奉仕に対し無条件で私達をお与えすることが
出来ますように。アーメン。」

「天使祝詞」と「栄唱」を各3回ずつ唱えます。

 

 

 

 

 

 

<祈り>

「殉教者聖コルベに、聖母の熱愛の一生を送らしめ、他者への愛に霊的に熱く燃ゆる、まことの救人の念に満たし給いし天主よ、
聖人の代祷を求むる我らをして、彼にふさわしからしめ、聖名の誉れのために己の犠牲にいさませ、衆人に仕えしめ、
御身と共に世々に生き、しろしめし給う唯一の天主、我らの主イエズス・キリストに似たるものとなし給え。アーメン。」

 

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