1515年、イタリアの裕福な家庭に生まれる。
若き頃から信仰と清貧への思いを強く抱き、後に全ての富を投げ打って清貧の生活に入り、日々聖堂やカタコンベに参って熱く祈りを捧げた。
1544年の聖霊降臨の祭日の前日に聖セバスチアノの墓で祈りを捧げていた時、突然聖霊の火球を目撃し、それが物理的に肉体に入り、
恍惚に入った。
その時、あばら骨が二本折れ、一生その跡が残ったとされる。
世人、特に子供達に愛され、多くの者を回心に導いた。
推薦されて36歳の時に司祭となり、早朝から夜まで聴罪し、修道会の基盤となるも黙想会を開いた。
またレオ11世教皇聖下ともしばしば親しく語った。
1595年5月27日帰天。
1622年3月12日 教皇グレゴリオ15世によって列聖。
イタリアの守護者。
<Raccolta546 呼祷>
「へりくだり給いし聖フィリポよ、わがために無原罪の童貞なる天主の御母にとりなし給え。」
(100日の免償。
この呼祷を一ヶ月間毎日唱え続けるならば、通常の条件下で全免償。1921年4月7日 聖座認可)