1599年3月13日、ベルギーの靴職人の家に生まれる。
幼い頃は敬虔の念を抱くうちに侍者を務め、健康に恵まれなかった母を世話する生活だった。
司祭になる事を志すが、家の貧しさによって通学を断念せざるを得なかったところ、その事情を知った指導司祭が
聖堂の聖職者への給仕や世話の仕事によって学費を受けることができた。
そうしてイエズス会への入会を決心し、修練院に入会中の間、母が亡くなり、父は司祭となった。
1621年ローマで行われた信仰を守るための公開議論期間中に病に倒れ、終油の秘跡を受け、若くして息を引き取った。
1621年8月12日、ローマで帰天。
1888年1月15日、教皇レオ13世によって列聖。
若者、侍者の守護者。
<Raccolta526 敬虔なる修練>
a)聖ヨハネ・ベルグマンスの祝日に先立つ五週のいずれかの土曜日に、この聖人に対し光栄を帰する祈りを唱えるならば、7年の免償。
通常の条件下で全免償。
(1890年5月17日 聖座認可)
b)聖ヨハネ・ベルグマンスの祝日に、彼が保たれている聖堂や公的礼拝堂、もしくは
準公的礼拝堂に信心を持って訪れ、告解と聖体拝領をなし、教皇聖下の意向を祈るならば全免償。
c)聖ヨハネ・ベルグマンスの祝日に先立つ九日間のうちの任意の日に、
この聖人に光栄を帰する信心深き何らかの祈りを唱える敬虔なる者は一日に一度500日の免償。
このノベナを完全に行うならば、通常の条件下で全免償。
d)この聖人の御肖像の御前にて、「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」と、
「聖ヨハネ、わがために祈り給え」の呼祷を唱える者は300日の免償。
この信心業を一ヶ月間毎日行う者は、通常の条件下で全免償。
(1936年9月25日 聖座認可)