聖ジェンマ・ガルガニ童貞

貧しい薬剤師の娘として、1878年3月12日にイタリアに生まれる。
7歳の時に母を亡くした。1898年に重い病を患うが、イエズスが御出現になり全快する。
1899年に聖痕を受け、また尊者ガブリエルの御出現を重ねて受けるなど神秘家としての御生涯を送られた。
後に再び病にかかり1903年4月11日、25歳の聖土曜日の日に帰天した。教皇ピオ12世によって1940年5月2日列聖された。
祝日4月10日。

薬剤師、孤児、誘惑に対しての保護者。

<聖ジェンマにならう祈り>

「ああ天主、御身のしもべなる聖ジェンマの取次ぎによりて、我らが御身の愛し給う御子の御受難を求むるために彼女にならいて、イエズスの十字架の磔が我ら自身のものとなり、そのうちに成長せんことを。」

 

<聖ジェンマ童貞に聖寵を求むる祈り>

「ああいとも栄光に満てし聖ジェンマ、潔白と償いのかがみよ、御身の天のとりなしに、へりくだりて願い奉る。わが全ての思い、言葉、行ないにおけし純潔の聖寵を、御身によりて得させ給え。 アーメン。」

 

<祈願V>

「ああ聖なるジェンマ、あなたはイエズスの御受難のすべての痛みを、あなたの御身体において御苦しみになられました。
私はあなたにイエズスの御受難と聖マリアの御苦しみを黙想し、それによって生きるための恵みをあなたに懇願致します。
私が謙遜、単純さ、愛、そして犠牲の道を歩むことが出来ますよう、いかなる時、いかなる方法においても神の聖なる御旨を果たす事が出来ますようにお祈り下さい。
全く永遠なるものに向かい、あなたと聖母マリア、イエズスと一致して生きさせて下さい。」

 

<祈願W>

「いとも力強き天主、御身は聖ジェンマ・ガルガニ童貞を、御身の十字架にはりつけにせられし御子の生ける御姿となし給えば、彼女の祈りによりて我らがキリストと共に苦しみ、かくして彼の栄光を共有し奉らんことを。
唯一の天主、御身と聖霊と共に生き、かつしろしめし給う主がために。 アーメン。」

 

<聖ジェンマ・ガルガニ童貞のチャプレット>

このチャプレットは、聖女のメダイと二つの小珠、環状部分は中心のメダイと一連が一つの大珠と五個の小珠からなる4連によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら祈られて構わないと思います。

始めに(メダイで)祈ります。

「ああいとも栄光に満てし聖ジェンマ、潔白と償いのかがみよ、御身の天のとりなしに、へりくだりて願い奉る。わが全ての思い、言葉、行ないにおけし純潔の聖寵を、御身によりて得させ給え。 アーメン。」

続いて(二つの小珠で)聖女の祈りを唱えます。

「わが霊魂よ、イエズスを祝し奉れ。彼が汝に与えしあまたの聖寵を決して忘るるな。
汝を愛し給う御者、天主を愛し奉れ。汝のために御自らを下し給いし彼に、汝自身を上げよ。
汝に御自らを示し給いし彼が如く、汝自らを示し奉れ。

心を浄め、潔白ならしめよ。あまたの惨めさより汝を救い給いしイエズスを愛し奉れ。汝の天主を愛し奉り、汝の主を祝し奉れ。」

中心のメダイで次の様に祈ります。

「いとも親愛なる聖ジェンマ、キリストの妹にして友よ、御身は苦難の価値と癒しの祝福を存じ給えれば、主が(我、わが家族、我らなど)の肉身、心理、精神の病を癒し給わんことを祈り給え。我らの主イエズス・キリストによりて。 アーメン。」

各小珠において次の祈りを唱えます。

「イエズス、我を御身のもとに進ませ給え。我御身の生命を与えし御血に渇きたればなり。」

各大珠で次の様に祈ります。

「例え我地獄の門の開きしを見んとも、我奈落の淵に瀕して立とうとも、我望みを絶たず慈悲の望みを失わする事なからじ。
わが天主よ、我御身に信頼し奉ればなり。」

このチャプレットのしめくくりに祈ります。

「ああいとも栄光に満てし聖ジェンマ、潔白と償いのかがみよ、御身の天のとりなしに、へりくだりて願い奉る。わが全ての思い、言葉、行ないにおけし純潔の聖寵を、御身によりて得させ給え。 アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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