Domina Nostra a Sacro Corde , preces nostras benigne habe et benigne exaudi.

聖母への奉献の行い

「それは、近い世の終わりに起こることであろう」と私は言った。
"いと高き者"は聖なるマリアと共に、大聖人たちを起こすであろう。
この大聖人たちはレバノンの糸杉のように、聖徳において他の聖人達を超えるであろう。

恵みと熱心に満ちたこの偉大な聖人たちは八方に荒れ狂う天主の敵を打ち破るために、天主から選ばれた者である。
彼らは特に聖母に信仰を持ち、聖母の光に照らされ、その乳で養われ、その精神に指導され、その御腕に支えられ、その御保護に守られる人々である。
彼らは、一方の手で戦い、一方の手で打ち建てるであろう。

一方の手では、異端者とその異端、離教者とその離教、偶像崇拝者とその偶像、罪人とその罪とを倒し破壊するであろう。
また他方の手では、まことのソロモンの神殿と、神の神秘の町とを建設するであろう。
つまりそれは、聖なる御母のことである。
教父たちは、マリアを、ソロモンの神殿、あるいは天主の町と呼んでいる。

彼らは、自分たちの模範と言葉をもって、全ての人々を聖母への信心に導くであろう。
こうした運動は多くの敵を生み出すであろう。
だが同時にそれに勝る勝利と、天主の栄光を獲得するであろう。
世の救いは聖母マリアを通して開始された。そして同じくマリアを通して完成されるのである。」
聖ルイ・デ・モンフォー (聖母マリアのまことの信心)

 

  <聖なる童貞女、インマクラータ(無原罪聖母)マリアへの奉献の祈り>

聖マキシミリアノ・マリア・コルベ(19171016日)

「ああ、インマクラータ(無原罪聖母)よ、天と地の元后、罪人の拠り所、愛深き我らの母よ、天主は、あわれみの秩序の全てを御身に委ねることを望まれ給うた。

不肖なる罪人、我(名前)は、御身の足もとにひれ伏し、御身にひれ伏してこいねがい奉る。
我がすべてを全く、御身のもの、御身の所有物として受け取り給え。
また、我について、霊と肉体の全ての能力について、我が全生涯、死、永遠について、御身がより御望みになることを全て成し給え。

もしそれが御身の御心にかなうなら、我が、御身のインマクラータ(無原罪)の憐れみ深い御手のうちに、道具としてあるように、御身について言われた
「彼女は、おまえの頭を踏みくだく」
また「御身は、ひとりで全世界の異端をことごとく滅ぼされた」
が実現されるべき御業のために、我が全てを全く使い給え。
道を迷い、生ぬるくなった、かくも多くの霊魂たちに、御身を知る喜びを引き起こさせ、御身の栄光をこれ以上ないほど最高にいや増し、かくてイエズスの至聖なる聖心のいとも甘美なる御国が、最高度に拡張するために、御身に役立つ道具として。

御身はイエズスの聖心に入り給い、そこで御身は回心と成聖の聖寵を祈り求め給い、御身の御手を通してイエズスの至聖なる聖心から、全ての聖寵は、我らにたどり着くなり。」

(先唱)聖なる童貞女よ、我をして御身を讃えしめ給え。(会衆)御身の敵に立ち向かう力を我に与え給え。  

<祝せられた童貞へ>

「我が元后、我が御母、我は我が身を全く御身に与え、御身への我が熱愛を示さんがため、我は今日、御身に我が目、我が耳、我が口、我が心、我が全存在を無条件に捧げ奉る。
されば、よき御母よ、我は御身御自身のものなれば、我を御身の所属物、所有物として保ち、護り給え。 アーメン。」
(500日の免償)

<尊者アグレダのマリアへの啓示>

「天主の御母の御とりなしによって全ての異端が消失するであろうことが、私に啓示されました。
異端に対するこの勝利はキリストによって祝せられた御母のために取り置かれていたものでした。
キリストの再臨以前にマリアは御あわれみのうちに輝いて、今まで以上にそれをなさられなければなりませんし、そして公教信仰への不信心者らを連れ来るために聖寵を与えられるかもしれません。」

<マリアへの信心深き委ね>

「至聖なる童貞、御言葉を受肉し給いし御母、聖寵の宝にして貧しき罪人なる我らの依り所よ、盛りたる信仰もて御身の母なる御愛に走せ来り奉り、天主の御旨の常に行わるる聖寵を乞い求め奉る。
御身のいとも聖なる御手の内に、確かなる望みもて我らの心が委ぬる霊魂と肉身の健康を求め奉る。
我らのいとも愛し奉る御母よ、我らの祈りを聴き容れ給え。
故に盛りたる信仰もて唱え奉る。(ここで天使祝詞を3回唱えます。)」

(1824年8月11日教皇レオ12世認可。
聖座は更に1935年9月21日にこれを唱える全ての者に500日の免償を与えられた。)

<聖マリアに対する献げの祈り>

「いと聖き童貞よ、我天国の諸天使、諸聖人に勝りて御身を御父の子として心底より尊び、わが霊魂とその全ての能力とを御身に捧げ奉る。」
(天使祝詞を一回唱えます)

「いと聖き童貞よ、我天国の諸天使、諸聖人に勝りて御身を御子の御母として心底より尊び、わが肉身とその全ての感覚とを御身に捧げ奉る。」
(天使祝詞を一回唱えます)

「いと聖き童貞よ、我天国の諸天使、諸聖人に勝りて御身を聖霊の愛されし浄配として心底より尊び、わが心とその全ての動きとを御身に捧げ奉る。
願わくは至聖なる三位一体より、わが救いに必要かつ有益なる全てを乞い求め給え。」
(天使祝詞を一回唱えます)

<聖母への3日間のノベナ>

この祈願を3日間続けて唱えるならば、3日後以降に祈りにこたえられる事が伝えられています。
またこれは見捨てられた事のない祈願として知られています。

「祝せられた天主の御子の御母、無原罪の童貞よ、わが困窮において我を助け給え。
天主の御母、聖なるマリアよ、我を助け、示し給え。
天地の元后よ、この困窮におけし救援をわが心の奥底より御身にへりくだりて願い奉る。
御力に逆らいうるものなからじ。
聴き容れ給う内に、わが御母マリアなるを我に示し給え。」

「聖なる御母よ、我この願い出を御手の内に置き奉る。」(3回繰り返します)

「聖霊、全ての苦難を解き、全ての道を照らし給う御者、それによりて我ら目的の地に至れるを可能となり給いたり。
我らに対する全ての悪を赦し忘れんがための天主の賜物を与え給い、かつ我らの生における全てのすすめのうちに我らと共に在し給う御者よ、万事がゆえに謝し奉り、それ故に永遠の栄光のうちにて御身より決して離れざらんことを、今一度確かめ奉る。」

<マリアへの委ね>

「マリア、聖寵の御母、仁慈の御母よ、敵より我を保護し給い、わが臨終の時に我を受け取り給え。アーメン。」(部分免償)

Maria, Mater gratiae,Mater misericordiae,tu me ab hoste protegeet hora mortis suscipe.Amen.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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