「ああ光栄に満ちた聖トマよ、御身のイエズスへの深き悲しみは、もし主が復活したらば御身が現実に主を見、主の御傷に触れざらば、どうしても主を信ぜざるがためなり。しかし御身のイエズスへの御愛は悲しみと同様に大きく、主に対し御身の命を全く捧げ奉れり。キリストの御苦しみの原因なりた我らの罪を嘆き悲しむよう、我らのために祈り給え。主の奉仕において我らが費やさるるを助け、主を見ざるうちに主に信頼する者達に、”幸いなる者”の称号を得させ給え。 アーメン。」
＜聖大ヤコブ使徒＞祝日7月25日
「ああ栄光に満ちた聖ヤコブよ、御身の愛熱と寛大さゆえにイエズスは山上における主の栄光及びゲッセマニの園における苦悶の証人として御身を選び給えり。我らのため、この生涯中の絶え間なき苦闘における強さと慰めとを得させ給え。我らがキリストに絶えずかつ豊かに続き、すべての困難を超えて勝利者となり、天においては栄光の冠を受け取らんよう助け給え。 アーメン。」