(過去にファティマの使徒職東京事務局より配布された御絵と啓示、祈願)

神聖な御顔と憐れみ深き使徒の奉献

 

<憐れみ深きイエズスの御約束>

カルメラ:イエズス、私に何をお望みですか。

イエズス:書き記せ、わが娘よ、お前はわが憐れみ深い愛の使徒となれ。

私はお前を祝福し、そして、私はお前に、豊かな恵みと偉大な賜を雨のように注ぐ。

お前が作ったわが聖なる顔の画像の普及に感謝する。私はわが画像を掲げる家族を祝福する。

私はそこに住む罪人を回心させよう。私は良き者が自分自身を完成し、生ぬるい者が再び信仰に燃え立つように助けよう。

私は彼らの仕事を祝福しよう。私は彼らの必要を見て、彼らのすべての霊的、物質的必要を満たそう。

私を度々呼び、このように祈願せよ。

「憐れみ深きイエズス、我らは御身に信頼し奉る。我らと全世界をあわれみ給え。」

信仰と信頼を持て。お前が私のためにしてくれるすべてのことには百倍の報いがあるだろう。

ミラノ 1968年4月20日

 

聖心の優れた徳において憐れみ深きイエズスは以下のことも約束された。

私の神聖なる肖像画を信心と愛とをもって家に掲げる者は、懲罰から保護されるだろう。

過ぎ越しの子羊の血で十字の印をつけた昔のヘブライ人が、絶滅を図る天使から守られた例のように、

わが画像を掲げることで私に光栄を帰する者は、この悲しい時代において同じように守られるだろう。

ミラノ 1968年9月5日

 

イエズス:わが子供達よ、平安があなたがたと共にあるように。

私は憐れみ深いイエズスである。私はお前が始めたこの使徒職を成し遂げるのを勇気づけたいと望んでいる。

私はそれが全被造物にわたって普及されることを望んでいる。

お前の心からの善意と奉献の祈願と共に、お前の行いを添えて、わが肖像画を贈り物にし、
あるいは、知ると知らぬとに関わらず皆にそれを手渡すことを望む。

この画像はそれを普及するお前に霊的利益をもたらすだろう。
そして、それは愛と感謝をもって私を受け入れる者達のうちに、直ちに著しい効果をもたらすだろう。

それは私が人類に与える救いの偉大な賜で偉大な手段である。わが心は、犯される膨大な罪の数と、
大量に失われていく霊魂のために、刺し貫かれ、激しく苦しんでいる。

さあ、私はこれらの新しい手段を見出した。私は施し物を乞う乞食のように、お前の助けを願う。私を助けたいと思わないか。

私はお前を今、祝福し、わが善き約束を守ることを誓う。

私が限りなく望んでいるこの仕事を、学校や療養所で成し遂げるために、お前は若者を使うようにせよ。

しかし、私が彼らを幸福にし、彼らを救うために、すべての人の心の中に入るまで、すべての家の中にわが画像が掲げられるように、
わが聖母に懇願しなさい。

ミラノ 1969年4月27日

 

神聖な御顔と憐れみ深き愛の使徒の奉献

わが愛する娘よ、私はお前が、わが肖像画を広く普及することを望んでいる。

私はそれぞれの家族の中に入り、かたくなになった者の心を回心させたいと望んでいる。
私を病院や療養所、学校や孤児院の中に広めてくれ。

私の憐れみ深い愛について皆に語れ。私はお前が、新しい使徒達を見つけるのを助けよう。
彼らは私の新しい選ばれた者となり、わが心にいとおしく、彼らはその中に特別な場所を占めるだろう。

私は彼らの家族を祝福し、彼らの仕事を指導するために、彼らの場所で、私自身が代わりを務めよう。

私は、聖福音において、お前達に語ったことを充分に気付かせたい。

「まず初めに神の国と義を求めよ、そうすれば、それらのものも加えてみな与えられる。」

そして今、私はお前達に言う。「わが憐れみのうちに確信と愛を持つ者に、私はこの世と後の世において百倍を与えよう。」

私へのこの信心を普及することに参与する者に、以下の奉献文を唱えさせなさい。

 

奉献文

ああイエズス、善きイエズス、あなたの限りない愛は世界を創造し、救うことを望んでおられます。
地上でのあなたの愛による統治の勝利のために働くことを望んでいる人々の中に、私を受け入れて下さい。

この目的のために、私は自分自身をあなたへの奉仕に委ねますから、私自身の完全な奉献を受け入れて下さい。
すべての霊魂のうちに、あなたの神聖な御顔の表情が生き生きと再現することを願いながら、私はあなたの神聖な画像を広めます。

ああイエズス、回心の奇蹟をもたらして下さい。そしてこの偉大な務めのために、新しい時代の新しい使徒達を召し出して下さい。

全世界の上にあなたの憐れみ深い愛の奔流を注いで下さい。それは悪を押し流し破壊し、地を再び新たにするでしょう。
そして、心は愛に満たされ、聖福音の実践と御子の光のうちに御国が再建されますように。

ミラノ 1969年4月25日

ミラノ教区認可

 

1980年11月20日、教皇ヨハネ・パウロU世は、「神聖なる憐れみ」についての回勅を出された。

 

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