聖フランチェスカ ザベリオ カブリーニ

1850年イタリアのロンバルディアに生まれる。
18歳で修道会への入会を志願するが、病弱のためかなわなかった。
司祭の依頼によって、孤児院の女学校の中で6年間教鞭をとり、1877年に入会するが、3年後にその修道会は閉鎖されたため、「イエズスの聖心の女子宣教会」を創設した。

教皇レオ13世の依頼によって聖女は6人の修道女と共に1889年にニューヨーク市に渡り、特にイタリア人達の中で働いた。聖女は64にも及ぶ学校や孤児院、病院を創設した。

後に米国市民権を得、帰天した後列聖された最初の米国市民となった。
1917年12月22日イリノイ州にて帰天。

1946年7月7日教皇ピオ12世によって列聖。祝日12月22日。移民、病院、孤児の保護者。

 

<聖フランチェスカ ザベリオ カブリーニのチャプレット>

このチャプレットは表側が聖女の肖像、裏側に聖心が刻まれているメダイと、25の小珠より構成されています。
もし専用のチャプレットをお持ちでなければ、一般のロザリオを用いられて構わないと思います。

各小珠において「天使祝詞」を唱え、5個の小珠の終わりごとに、「ああわが救い主よ、聖フランチェスカ ザベリオ カブリーニが我らのために嘆願され給うを聴き容れ給え。」と唱えます。

 

<祈願>

「御身の宣教の御働きによりて、御身は必要のうちにて偉大な光を放ち給いたり。
御身は単純なる仕方、情け深き仕方にてあり給えど、御身は大小多くの務めを果たし給いたり。
我が慈悲を投ずる事を追い求むるにおいて平穏にあらんことを、かつ確固たらんがために、御身の御助けをば願い奉る。
カブリーニ院長よ、わが多くの疑惑の時における信仰を支え給え。
我が単純なる仕方を見出すをば助け給え。 アーメン。」

 

<とりなしを求むる祈り>

「全能永遠の天主、全ての賜物の与え主よ、御身の慈悲を示し給いて、我らが御身に懇願し奉るを御身の信心深きしもべなる聖フランチェスカ・ザベリオ・カブリーニの御功徳によりて得させ給い、かつ彼女のとりなしを求むる全ての者の望みが御身の聖なる御旨の良き喜びに一致し奉るを得させ給え。
(ここで願う)
聖フランチェスカ・ザベリオ・カブリーニ、イエズスの聖心のいとも愛し給える浄配よ、我らのためにとりなし給い、今我らが御身に願い奉るものを与え給え。」

 

<祈り>

「ああ聖フランチェスカ・ザベリオ・カブリーニよ、わが信頼の祈りを聴き容れ給え。
我がいと熱く願いしこの御恵みを、わがために得させ給え。
かくしてまた、御身の御とりなしによりて、感謝に満てし天主の善徳を称えし数限りなき霊魂と一致するを得しめ給わんことを。アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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