聖体の教皇聖ピオ10世

御聖体の秘跡への償いのチャプレット

「御聖体において、私と一致する人が少ないので、私はとても苦しい。
私は人々を待っているのに、彼らは私に対して無関心である。
私は心をこめて、これほど誠実に彼らを愛しているのに、彼らは私を疑う。
彼らにたくさんの恵みを注ぎたいのに、彼らはそれを受け入れたくない。
私には愛といつくしみに満ちあふれる心があるのに、彼らは、私を何か死んだもののように扱う」
(我らの主よりの聖ファウスティナへの啓示)

<御聖体の秘跡への償いのチャプレットT>

このチャプレットは一般のロザリオを用いて祈られます。

まずはじめに、十字架に続く小珠において「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を各1回祈ります。

各大珠で次の祈りを唱えます。

「ああいとも聖なる聖三位、聖父、聖子、聖霊よ、我深遠なる三位を尊崇し奉る。
我、世の総ての聖ひつにおいて示さるる、御身のいと尊き御血と御体、そしてイエズス・キリストの神性および御霊魂を捧げ奉る。」

各小珠で次の祈りを唱えます。

「ああいと賛美さるる三位よ、我、三位なる天主を尊崇し奉る。
我御身に信頼し奉り、御身を要し奉る。
我は数多の聖寵と、祝福、徳、かつわが霊魂への慈悲に御身に謝し奉る。
我は御血と御体においてキリストの御霊魂と神性の全く在し給うを信じ奉る。
いとも祝せられし聖体によりて、御身を愛し奉る。 アーメン。」

このチャプレットのしめくくりに3回次の祈りを唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らをあわれみ給え。」

<御聖体の秘跡への償いのチャプレットU>

このチャプレットは一般のロザリオを用いて祈られます。

まずはじめに、十字架に続く小珠において「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」と、教皇聖下の意向を各1回祈ります。

各大珠で次の祈りを唱えます。

「主イエズス、我御身と、祭壇の聖なる秘蹟のうちに在し給う御身に示さるる無関心と犯さるる数多の涜聖ゆえのわが悲しみを捧げ奉る。」

各小珠で祈ります。

「イエズスよ、我御聖体のうちに在し給う御身を尊崇し奉る。」

このチャプレットのしめくくりに祈ります。

「聖なる御母マリア、この祈祷を御子に贈り給いて、彼の聖心に慰めをもたらし給え。
御聖体におけし天主の御現存に対するわが感謝を彼に与え給え。
彼は我らのもとに留まり給うによりて、我らを慈悲と愛とで遇し給う。
わが生が彼への感謝の祈祷とならんことを。イエズス、我御身に信頼し奉る。アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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