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「全人類はわが祝せられた浄配なる聖ヨゼフに与えられたその非常な特権なる大権を過小評価して
おります。
私は彼が天主の御現存において大変愛されたる要人にして、
彼が天主の復讐の御腕を御止めする大いなる
御力を持ち給う事を保証致します。
わが浄配が天つ主に求められ給うものは地上において与えられ、
また人々のための多くの尋常ならざる
恩寵は彼のとりなしによるものです。」
このチャプレットは十字架と聖家族のメダイ、一連が三つの小珠からなる三連から構成されています。
もし専用のチャプレットをお持ちでなければ、一般のロザリオを代用されて構わないと思います。
まず始めに(メダイで)次の祈りを唱えます。
「イエズス・マリア・ヨゼフ、わが心を御身に捧げ奉る。
イエズス・マリア・ヨゼフ、わが臨終の時も、我と共に在し給わんことを。
イエズス・マリア・ヨゼフ、わが霊魂が平和のうちに御身と共に息づかんことを。
まことの天主、まことの人なるイエズス・キリストは祝せられんことを。
至聖なるマリア、偉大なる天主の御母は祝せられんことを。
至聖なる浄配、聖ヨゼフは祝せられんことを。 アーメン。」
小珠にて「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を各3回祈ります。
・「イエズス、マリア、ヨゼフ!」(唱える毎に7年の免償/1906年6月16日 教皇ピオ10世認可)
・「イエズス、マリア、ヨゼフ、わが心と霊魂を御身に与え奉る。
イエズス、マリア、ヨゼフ、わが最後の苦悶において我を助け給え。
イエズス、マリア、ヨゼフ、わが精神が平和のうちに御身と共に息づかんことを。」
(唱える毎に7年の免償/1936年10月12日 バチカン認可)
「主イエズスよ、我らが常に御身の聖家族の模範に従い奉り、
我らの臨終においては御身の栄光に満てる童貞なる御母と共に祝せられたるヨゼフが我らを迎え来給いて、
我らが御身のとこしえなる御住まいに、世々に生きかつしろしめし給う御身に受け取らるるにふさわしからしめ給え。アーメン。」
「FAC nos, Domine Iesu, sanctae Familiae tuae
exempla iugiter imitari, ut in hora mortis nostrae, occurrente
gloriosa
Virgine Matre tua cum beato Ioseph, per te in aeterna tabernacula
recipi mereamur: Qui vivis et regnas in saecula saeculorum. Amen.」
(Raccolta 643)
始めに「主祷文」を3回捧げます。
続いて祈ります。
「ああイエズス、マリア、ヨゼフよ、貧しき罪人なる我のこの三回の主祷文を受け取り給い、わが祈りを喜び給わん事を。
わが嘆息が御身の御心の内に入り、わが請願を承諾し受け給わんことを。
我御身の互いに持たれし誠実なる愛、かつ苦難において常に示し給える全き御憐れみによりて、こい願い奉る。
御身の御愛をわが現在の困窮において示し給い、わが熱き請願を得させ給え。(ここで願います)」
「慈悲深きイエズス、主はこの世において選び給いし聖家族をもって妙(たえ)なる善徳と家庭生活の鑑みとを示し給えり。
いま主の御前にひれ伏して御憐れみを願い奉る我らの家族を顧み給え。
▲我らは特におのれを主に献げかつ委せ奉りたれば、いつも主のものなるをおぼえ給え。
願わくは御慈悲をもって我らを守り、必要の時に我らを助け、絶えず主の聖家族の御徳にならわしめ給え。
かくて常に主を敬い愛し奉り、ついには天国において永遠に主を讃美するを得しめ給え。
いとも甘美なる聖母マリア、
▲我らは御独り子が必ず御身の祈りを聞き容れ給うべきを固く信じ、ひとえに御助けをこいねがい奉る。
いと幸いなる聖祖ヨゼフ、
▲御身の御保護をもって我らを助け、かつ聖母と共に我らの願いをイエズス・キリストに取次ぎ給え。アーメン。
」
かつて、信頼の叫びにして、イエズスとマリアとヨゼフのいとも親愛なる三つの聖名に結びつく
この祈りを用いた者は、言い表せぬ聖寵を受け取りました。
祈願
「イエズスの聖心、マリアの汚れなき御心、そして御身、ああ栄えある聖ヨゼフよ、
御身の保護に依り頼み奉る者、また御身の御助けを願い奉りし者がかつて救いを得られざる事なきを
思い出で給え。
最大の強き信頼に励まされ、わが罪の重きを負いて進み、御前にひれ伏し奉る。
ああイエズスの慈悲深き御心、マリアの汚れなき御心、そして御身、ああ栄えある聖ヨゼフよ、
わが祈りと請願を拒絶し給わず、いつくしみ深くこれを聴き容れ給え。アーメン。」
<聖家族への大望>
「わがイエズスよ、あわれみ給え。
心の柔和にして謙遜なるイエズス、わが心をして御身のものとならせ給え。
イエズスのいと聖なる聖心よ、一切が御身のためとならんことを。
御聖体の如きイエズスの聖心、我らをあわれみ給え。
ああ、いと聖なる御聖体の秘跡の内に在しますイエズス、我らをあわれみ給え。
イエズスの聖心、御国の来たらんことを。
イエズスの聖心、わが愛となり給え。
イエズスの聖心、我御身に信頼し奉る。
聖ヨゼフ、聖心の友よ、我らのために祈り給え。
マリアの汚れなき御心、わが救いとなり給え。
イエズス・マリア・ヨゼフ。
マリア、我らの希望よ、我らに御情けをもち給え。
ルルドの聖母よ、我らのために祈り給え。
ああ原罪なく宿り給いし聖マリア、御身により頼み奉る我らのために祈り給え。」
<貧窮の時の祈り>
「イエズスのいと尊き御血よ、我(もしくは他者の名前)を覆い給え。
イエズスの全能よ、我(もしくは他者の名前)を聖化し給え。
イエズスの御苦難よ、我(もしくは他者の名前)を強め給え。
童貞女なる聖母よ、我(もしくは他者の名前)を慰め給え。
童貞女なる聖母よ、我(もしくは他者の名前)を憐れみ給え。
童貞女なる聖母よ、我(もしくは他者の名前)を養い給え。
大聖ヨゼフよ、我(もしくは他者の名前)を導き給え。
大聖ヨゼフよ、我(もしくは他者の名前)を助け給え。
大聖ヨゼフよ、我(もしくは他者の名前)を顧み給え。
聖なる天主よ、御光で我(もしくは他者の名前)を照らし給え。
聖なる天主よ、御光で我(もしくは他者の名前)を守り給え。
聖なる天主よ、御光で我(もしくは他者の名前)を救い解放し給え。」
<聖家族のチャプレットU>
このチャプレットは、一般のロザリオを用いて祈ります。
はじめに十字架で「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。
各大珠で、次の祈りを唱えます。
「イエズス・マリア・ヨゼフ、我
御身を愛し奉る。よって霊魂を救い給え。」
各小珠で、次の祈りを唱えます。
「イエズス・マリア・ヨゼフ、我らの家庭に平安がもたらさるるよう助け給え。」
このチャプレットのしめくくりに、「サルベ・レジナ」を唱えます。
(サルベ・レジナ)
「元后、憐れみ深き御母、我らの命、慰め、及び望みなるマリア、我らちくたくの身なるエワの子なれば、
御身に向かいて呼ばわり、この涙の谷に泣き叫びて、ひたすら仰ぎ奉る。
ああ我らの代願者よ、憐れみの御眼(おんまなこ)もて我らを顧み給え。
またこのちくたくの終わらん後、尊き御子イエズスを我らに示し給え。
寛容、仁慈、甘美にまします童貞マリア。」
<聖家族のチャプレット>
このチャプレットは、一般のロザリオを用いて祈られます。
始めに十字架で次の祈りを唱えます。
「聖霊 来たり給え。
御身の信者の心を満たし、御身の愛の火を灯し給え。
聖霊を遣わし給え、しかしてよろずのものは造られん。
地の面は新たにならん。」
「ああ 聖霊の光によりて信者の心を導き給いし天主、
同じく聖霊によりて 我らに まことの智と 常に聖霊の慰めを喜ぶを得しめ給え。
我らの主 イエズス・キリストによりて。アーメン。」
「聖ヨゼフ、守護者にして イエズスの保護者 聖家族の防御者よ、
我ら 全家がイエズスの愛のうちに新たにされ 結ばれ、癒しと全一とさるる事を祈り奉らん。
我らに御身の聖家族の模範にまねびしめ、永福を相共に分かち合うを得しめ給え。
今 御父と共に生き、しろしめし給う御者よ。アーメン。」
各大珠で次の祈りを唱えます。
「ああ あまねく世をしろしめし給う
天主の幼な子イエズス、我らを憐れみ給え。」
各小珠で次の祈りを唱えます。
「天主の愛の御母、我らの為に祈り給え。」
このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。
「イエズス
マリア ヨゼフ 我 御身を愛し奉る。よって霊魂を救い給え。」
<家庭の守護者なる聖ヨゼフのチャプレット>
このチャプレットは、一般のロザリオを用いて祈ります。
始めに十字架の御像で 次の祈りを唱えます。
「祝せられしヨゼフ マリアの浄配よ、こんにち
我らと共に在し給え。
御身は童貞女を守り 慈しみ給い、愛し給う御子イエズスを 御身の子となし、
御身は死の迫る危うきより主を救い給いき。
公教会の守護者 キリストの御血によりて得られし天主の所帯者、
聖家族の保護者よ、我らの試みにおいて 我らと共に在し給い、
御身の祈りによりて 我らに誤りと 堕落の力ともつれ合うより解放さるるための力を得させ給いて、
我らが人生において聖性のうちに成長し、
勝利の栄冠の喜びのうちに死ぬるを得しめ給え。アーメン。」
各大珠で次の祈りを捧げます。
「聖ヨゼフ 聖家族の守護者よ、わが家庭を祝し給え。」
各小珠で次の祈りを捧げます。
「聖ヨゼフ 我らの為に祈り給え。」
このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを支えます。
「イエズス・マリア・ヨゼフ、わが霊魂と心を御身に捧げ奉る。
イエズス・マリア・ヨゼフ、わが臨終の苦悶の時も、我を支え給え。
イエズス・マリア・ヨゼフ、わが霊魂が平和のうちに御身と共に息づかんことを。」