霊魂の聖化の秘密

メルシェ枢機卿はベルギーで1851年に生まれ、1874年に叙階され、その8年後にルヴェン大学の哲学教授になられました。
そこで、教皇レオ13世聖下の後援にて、彼は聖トマス・アクイナスの教えの研究のための学会を組織しました。
彼は1906年にメクリンレース大司教になられ、1年後に枢機卿になられました。
メルシェ枢機卿は、司祭らと平信徒の間でより大いなる協力を確保して、社会の幸福の発展のために働かれました。
欧州大戦においてメルシェ枢機卿はベルギーにおけるドイツへの反対の広報者となり、ドイツ軍は枢機卿を自宅監禁の身に置きました。
枢機卿は1926年に帰天されました。

 

ヨゼフ・メルシェ枢機卿

"聖霊への服従は、聖化の秘密である。"

「私はあなたに幸いと聖化の秘密を明かすのである。
毎日五分間、あなたの想像力を制御し、閉目して自らの内に入るために、あなたの耳と感覚を世の全ての音と合わせよ。
かくしてあなたの洗われし霊魂の聖化のうちに、天主の霊なる彼に語るのである(それは聖霊のまくやである)。」

 

ああ聖霊、わが霊魂の最愛の御者よ、我御身を崇め奉る。
我を悟らしめ、導き、強め、慰め給え。
我の為すべきを教え、我を導き指揮し給え。
我への御望みの全てを全く甘んじ受くるを、かつ我に起こらん御身の為し得し全てを受け入るるを約束し奉る。
ただ御旨のみを我に知らしめ給え。

 

「もしあなたが、かくの如くに為すならば、試みの只中においてさえ慰めに満ちて、平穏であり、適切に進み出るであろう。
聖寵は試みに比例してあなたにそれを運ぶ力を与え、あなたは楽園の門に至り、数多の功徳を積むであろう。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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