神秘的なスケッチ

この聖母の御絵はイタリアのある神秘家によって描かれたものです。彼女の手は聖母によって誘導されました。

これを持ち運ぶ人には毎日特別な祝福が与えられ、さらに人がこれを愛をもって見る毎にもうひとつの祝福が与えられます。

 

これはピエタ小冊子からのものですが、この御絵は聖母の御顔なのでしょうか?尊者アグレダのマリアと尊者エンメリックの聖母の御姿の幻視は以下の通りです。

「天の元后の肉体の形はよく均衡しておられ、同年代の他の普通の少女達よりも背が高くあられました。また御身体のすべての部分が非常に優雅で完全であられました。御顔はやせても太ってもおらず、上品で美しく、丸いというよりも楕円形でありまして、わずかに茶色みを帯びた晴れやかな御顔の色であられ、均整のとれた広々とした額であられました。完全な弓形の眉、御目は大きく、驚くべきほど重厚であられ、緑色の方に近い混ざった色の黒みがかった色で、言語に絶するほどの美と柔らかき甘美さとを備えておられ、御鼻は真っ直ぐで良い形であり、御口は小さく、薄くもなく厚すぎもない赤い唇でありました。聖母の中の自然の賜物はすべて非常に均整がとれ美しいものであり、他の人間は同様なものをもってはおりませんでした。」(尊者アグレダのマリア)

 

「聖母マリアの御髪は褐色であり、立派な形の黒みがかった眉、非常に高い額、長い黒みがかったまつげを備えた大きなうつむき加減の御目、やや長い上品で真っ直ぐな御鼻、愛らしい御口の周りの動きは最も高貴なお顔つきであられ、とがったあごをお持ちでいらっしゃいました。」(尊者アンナ・カタリナ・エンメリック)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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