祝せられた童貞マリアへの三つの効を有せし請願

 

聖大ゲルトルードがこれらの三つの請願を唱えし時、祝せられし童貞に、聖主が口舌に表せぬ喜びを得させられ、
並外れし御功徳によりて祝せられし童貞をまとわせ、飾られるようになる事を示され、聖女に教えられました。

 

「ああ、いと祝せられし童貞マリア、天主の御子のための、静謐にして喜ばしき御住まいなる御胎内の、御身のいともしみなき御清浄に
よりて、我御身にこいねがい奉る。
御身の御とりなしによりて、我を一切の汚れより浄め給え。

ああ、いと聖なる童貞マリア、全ての天使と聖人を超えて高みに挙げられし御身の御功徳なる、御身のいとも大なる寛容と、
深き謙遜とによりて、我御身にこいねがい奉る。
御身の御とりなしによりて、わが一切の怠慢の赦され、償いを得られんことを。

ああ、いと祝せられし童貞マリア、天主と分かち隔てざるに御身を一致させし、言い表せざる御愛によりて御身に願い奉る。
御身の御とりなしによりて、我が一切の功徳の豊かなるを受くるを得んことを。アーメン。」

 

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