我らの主イエズス・キリストのいと尊き御血のロザリオ

このロザリオ(チャプレット)は非常に力強き祈祷です。
これは霊的必要から他の必要までにも及び、保護、服従、救霊、解放、防御のためにも強力なる手段です。
このロザリオ(チャプレット)は我らの主にして救霊の源なるイエズス・キリストのいと尊き御血に対し、天主を賛美し奉る手段です。
同時にこのロザリオ(チャプレット)の祈祷により、我々は個々の必要のためにイエズスの御血の御功徳を適用します。

あなた自身と全世界をいと尊き御血でもって覆うために、しばしばこのロザリオ(チャプレット)を祈って下さい。試みはあなたを確実に納得させるでしょう。

このロザリオ(チャプレット)はロザリオの一連の小珠の数以外は、一般のロザリオと同じ構成です。このロザリオ(チャプレット)は一連の小珠が12個となっています。専用のロザリオ(チャプレット)を御持ちでない場合、一般のロザリオの小珠の数を調節されながら用いられて構わないと思います。

 

はじめに「十字架のしるし」を一度行います。

次に「聖霊への祈願」を祈ります。

「聖霊来り給え、信者の心に充ち給え。主の愛熱の火を我らに燃えしめ給え。」

「主よ、聖霊をつかわし給え、しかしてよろずのものは創られん。地の表は新たにならん。」

祈願

「聖霊の光をもって信者の心を照らし給いし天主、同じく聖霊をもって我らに正しき事を悟らしめ、その御慰めによりて常に喜ぶを得しめ給え。我らの主キリストによりて願い奉る。 アーメン。」

次に「使徒信経」を一度祈ります。

ここで頭を下げ一礼します。

次にこの「祈願」を一度行います。

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

次にこの「呼祷」を一度行います。

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

ここまでが十字架の部分です。

次の大珠で「主祷文」を一度祈ります。

続く3つの小珠で「天使祝詞」を祈ります。

次の大珠で「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

<第一玄義:主イエズス・キリストの御右手の釘付け>

中心のメダイで祈ります。

「御右手の尊き御傷と貫かれし御右手の釘付けの御苦痛によりて、いと尊き御血が全世界の罪人の救いと数多の霊魂の回心がために出づり来たり給わんことを。アーメン。」

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

「主祷文」「天使祝詞」を各一回祈ります。

12個の各小珠で次の様に祈ります。

「ああイエズス・キリストのいと尊き御血よ、我らと全世界を救い給え。」

大珠で一連のしめくくりに「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

 

<第二玄義:主イエズス・キリストの御左手の釘付け>

大珠で祈ります。

「御左手の尊き御傷と貫かれし御左手の釘付けの御苦痛によりて、いと尊き御血が煉獄にありし霊魂らと臨終にありし者の地獄の霊共に攻撃に対する保護がために出づり来たり給わんことを。アーメン。」

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

「主祷文」「天使祝詞」を各一回祈ります。

12個の各小珠で次の様に祈ります。

「ああイエズス・キリストのいと尊き御血よ、我らと全世界を救い給え。」

大珠で一連のしめくくりに「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

 

<第三玄義:主イエズス・キリストの御右足の釘付け>

大珠で祈ります。

「御右足の尊き御傷と貫かれし御右足の釘付けの御苦痛によりて、いと尊き御血が邪悪な者共と邪教的国の計画に対し、公教会の巌(いわお)の覆いとならんために出づり来たり給わんことを。アーメン。」

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

「主祷文」「天使祝詞」を各一回祈ります。

12個の各小珠で次の様に祈ります。

「ああイエズス・キリストのいと尊き御血よ、我らと全世界を救い給え。」

大珠で一連のしめくくりに「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

 

<第四玄義:主イエズス・キリストの御左足の釘付け>

大珠で祈ります。

「御左足の尊き御傷と貫かれし御左足の釘付けの御苦痛によりて、いと尊き御血が悪霊共とその手先の攻撃と諸計画に対し、我らの全ての道において保護とならんために出づり来たり給わんことを。アーメン。」

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

「主祷文」「天使祝詞」を各一回祈ります。

12個の各小珠で次の様に祈ります。

「ああイエズス・キリストのいと尊き御血よ、我らと全世界を救い給え。」

大珠で一連のしめくくりに「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

 

<第五玄義:主イエズス・キリストの御脇腹の刺し貫き>

大珠で祈ります。

「御脇腹の尊き御傷と刺し貫かれし御脇腹の御苦痛によりて、いと尊き御血と水が病者の癒しと死者のよみがえり、当面の諸問題の解決、かつ終わりなき栄光がための我らの天主への道の教えとならんために出づり来たり給わんことを。アーメン。」

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

「主祷文」「天使祝詞」を各一回祈ります。

12個の各小珠で次の様に祈ります。

「ああイエズス・キリストのいと尊き御血よ、我らと全世界を救い給え。」

大珠で一連のしめくくりに「栄唱」「祈願」を祈ります。

「願わくは聖父と聖子と聖霊に栄えあらんことを。はじめにありし如く今もいつも世々に至るまで。アーメン。」

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

 

このロザリオ(チャプレット)のしめくくりに一礼し、「祈願」を祈ります。

「天地の陽光にして天主の英知の礼拝堂、我らの主イエズス・キリストの聖頭より来り給ういと尊き御血が今もいつも世々に至るまで我らを覆い給わんことを。アーメン。」

次にこの「呼祷」を三回唱えます。

「ああ、イエズス・キリストのいと尊き御血よ、イエズスの至聖なる聖心の御傷を癒し給わんことを。」

次に「サルベ・レジナ」を一度祈ります。

「元后、憐れみ深き御母、我らの命、慰め、及び望みなるマリア、我らちくたく(さすらい)の身なるエワの子なれば、御身に向かいて呼ばわり、この涙の谷に泣き叫びて、ひたすら仰ぎ奉る。
ああ我らの代願者よ、憐れみの御眼(おんまなこ)もて我らを顧み給え。
またこのちくたくの終わらん後、尊き御子イエズスを我らに示し給え。寛容、仁慈、甘美にまします童貞マリア。」(5年の免償)

最後に天主の御母への「祈願」を唱えます。

「ああ、聖なる天主の御母、我らのために祈り給え。キリストの御約束に我らをかなわしめ給え。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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