「キリスト信者は天主の子とキリストの神秘体のメンバーとして、信心、謙遜、信頼、委託、不屈の心を持って祈らなければなりません。」(カトリック要理)
「祈りには教会の公の祈り(典礼)と信者の私的な祈りとがあります。教会の公の祈りとは、全教会がキリストの神秘体として、キリストと共に天主に捧げる祈りで、この祈りを「典礼」といいます。典礼の中心はミサ聖祭です。秘跡も聖務日課も典礼に属します。」(カトリック要理)
神や諸聖人への愛、信頼、感謝を表す呼びかけです。矢を射るように愛の言葉をもって呼びかけます。
人が複数集まる場合は、1人が先唱し会衆が短い繰り返しの言葉でこたえていく形式の祈りです。
部分免償がついているものもあります。イエズスとマリアの聖名の信心にも用いることが出来ます。また毎朝1つの連祷を選び、祈りと黙想を行うことも出来ます。
9日間の祈りが一般的です。ある特別な願いのため、または祝日や祭日の準備のために行われる祈りや信心です。
キリストの御昇天後、聖霊降臨まで、弟子達が祝された童貞マリアと共に9日間祈ったことに最初の模範があるとされています。
花輪、花束といった意味です。その為の特定のチャプレットを購入することも出来ますが、お持ちでなければ祝別されたロザリオを用いても構わないと思います。また部分免償がついているものもあります。
聖務日課です。ロザリオとは「バラの花冠」という意味で、一つの黙想を伴って敬虔に唱えられた天使祝詞の祈願を一輪のバラの花として、霊的な冠を御母マリアに捧げる信心です。
各信者が一人、もしくは他の人々と共に捧げる祈りです。
「霊的生活は聖なる典礼の参加だけに限られているのではない。キリスト信者は、共同で祈るように召されているが、それでもなお自分の部屋に入って、隠れて父に祈るべきであり、更に絶え間なく祈るべきであるとさえ使徒は教えている。」(典礼憲章12)