聖マルガリタ・マリア・アラコック童貞

 

1647年7月22日、フランスで生まれる。
重い障害を持っていたが、自らの生涯を天主に捧げるように促す聖母の示現を見て回復した。
その後キリストの示現を見て、1671年に聖母訪問童貞会に入会した。
1675年に重大な「聖心の信心」の啓示を受けた。

1690年10月17日帰天。御肉身は腐敗を免れた。
1864年9月18日列福。
1920年5月13日、教皇ベネディクト15世によって列聖。

ポリオ患者、孤児、聖心の信心を行う者の保護者。

 

<癒しを求むるノベナ>

聖女の御生涯において、聖女は手に癒しのための賜物を受けました。
聖女はその賜物を知らせぬよう、ハンカチーフを運ぶ事によって御自分の手を隠していました。

このノベナは一般のロザリオを用い、聖女に向かって各大玉で
「主祷文」を、各小玉で「天使祝詞」を唱えます。

このノベナは9日間繰り返されます。

 

<聖マルガリタ・マリア・アラコック童貞への祈り>

「イエズスの聖心によりて、天主の御宝の管理を許されし、親愛なる聖マルガリタ・マリアよ、
御身に願い奉るものを崇むべき御心より、要する全聖寵を我らに得させ給え。
我らは果てざる信頼もてそを願い奉らん。
天主の御心が御身のとりなしによりて我らにそを与え給う御意となり、しかして更に、
主が御身によりて光栄を帰され愛されんことを。アーメン。」

 

 

<聖女と煉獄の霊魂>

聖女がある霊魂のために祈るやいなや、聖女はその霊魂の死について、また煉獄の霊魂のための祈りと、
解放のための聖祭の捧げの価値についてを知りました。

新年を迎えたある日、聖女がある亡くなった三人の霊魂、二人は修道者であり、
一人は平信徒であった者のために祈っていると、我らの主が聖女に御出現になられました。
主は聖女に対する愛に満ちておられ、それは殊に煉獄の苦しめる霊魂の気遣いゆえでありました。

主は聖女に賜物を与えられました。
「わが娘よ、新年の贈り物として、三つの霊魂のうちの一つの解放を与え、
そしてその選択をあなたに残す。」

聖女は主からのこの贈り物にかたずを飲み、撤回させました。
「主なる御者がえこひいきに値する者をと言われましょうか?御自らの御選びをおさめ給え。」

我らの主は現世にて平信徒であった者の霊魂を解放されました。
なぜなら、それぞれの思うがままの 命ある間の時間において、
この平信徒は修道者の如くに 彼らの罪のために、あらゆる手段において贖罪の行いを為したからでした。

 

 

 

<聖心の信心をふさわしく行う恵みを求むる祈り>

「ああ、主によりて、彼の慈悲深き愛の御心のうちに隠されしよろずの宝をあまねく世に明かすために
選ばれし聖マリア・マルガリタよ。

ああ、御身は煉獄の霊魂らの責め苦にいとも有効にして、彼らを憩わするこの聖心の信心、
この新たなる癒しの懇願を聴き容れ給い、ああ御身は、この信心の修むるによりて、
いと数多の惨めなる囚われ人を解放し
給いたれば、我らをしてイエズスの聖心に相伴うにおいて、この拝をふさしく致す聖寵を得させ給え。
アーメン。

我はこの拝を致す全ての信仰者に一致して、わが全ての意向を一致し奉らん。」

 

Raccolta571 敬虔なる修練>

聖マルガリタ・マリア・アラコックの御絵・御像などの御前にて、信心深く、
三回の
「栄唱」を、「聖マルガリタ、我らの為に祈り給え。」の呼祷と共に唱える信心深き者に、
300日の免償。
この信心の行いを一ヶ月間日々致すならば、通常の条件下で全免償。

19361126日 聖座認可)

 

 

Raccolta572 祈願>

イエズスの聖心の天主の御宝の相伴(しょうばん)なる聖マルガリタ・マリアよ、この崇むべき聖心より、
我らのいとも要してうずきたる聖寵を我らのために得させ給わんことを御身にこいねがい奉る。
我らは尽きざる信頼もて御身にこの恩寵を願い奉らん。
御身の御とりなしによりて、イエズスの天主の御心が、いみじくも我らに喜びを得させ給いて、今一度、
彼が御身によりて愛され、誉のあらんことを。アーメン。

 

ああ、祝せられし聖マルガリタよ。

我らをしてキリストの御約束にかなわしめ給え。

 

祈願

ああ、主イエズス・キリスト、御身の御心の探り得べからず富を、祝せられしマルガリタ・マリア童貞に驚くべくして
開き給いし御者よ。
聖女の御功力と聖女のまねびとによりて、我らに万有のうち、そして万有を超えて御身を愛し奉る得しめ、
同じき聖心のうちに、我らがとこしえに住まうを得しめ給え。世々に生き、かつしろしめし給う主なるかな。アーメン。」

300日の免償。
一ヶ月間毎日唱えるならば、通常の条件下で、月に一度全免償。

1922722日 聖座認可)

 

 

<聖マルガリタ・マリア・アラコック童貞への祈り>

「ああ 聖なる聖母訪問童貞会の修女よ、
聖心の信心の想起に、殊に罪の償いの為の初金の修練に 御名は聞かれたり。

御身は 近代に行われし不可思議なる聖心の信心を広むるための器として選ばれしゆえに、
若き頃より 御自らをイエズスに捧げ、御聖体のうちに在します 主への熱き愛を示し給いき。

"人類にいと深く愛されるよう、この聖心を仰ぎ見よ "
このキリストの御言葉が 我らの全てに、常になお一層 まこととならしめ給え。アーメン。」

 

 

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