伝統的に公教会においては、特に女性の適切な服装、また聖祭に与る際のベールの着用の必要について言及していますが、服装などに関して奨励されている事をこちらにて紹介させて頂きます。
これらは狂信的になるためのものではなく、また現代の事情とそぐわぬ点もいくつかありますが、その適用は各信徒に委ねられています。
「喉もとのくぼみの指幅二つ分より下に切られ、そして両腕、少なくとも両肘を覆わぬ、またかろうじて両膝を少し超えるドレスは適切とは言えぬのである。
更にまた、透ける材質のドレスは不適当である。」(教皇ピオ11世代理枢機卿)
・マリアに似るは妥協なき慎みであり、キリストの御母なるマリアの如くである。
・マリアに似るは少なくとも両肘に届く袖をもち、また両膝に届くスカートである。
・マリアに似るはドレスの胴衣、胸部、両肩と背中のための完全な覆いを必要とし、前後の首の線より下5センチを超えず、また両肩部も5センチに対応するものである。
・マリアに似るは透ける材質を一切使用しない。
・マリアに似るはドレスの着用者は体型を現すよりむしろ隠す。彼らは過度に身体の部位を強調しない。
・マリアに似るは上着、ケープ、もしくはストールを除いてであってもドレスは完全な覆いを保っている事を定めるべきである。
(つづく)