聖アンナと幼な子マリア

聖マリアの御誕生

マリアがお生まれになる以前、世界は罪の暗黒の中で失われていた。

「マリアがお生まれになり、夜明けを迎えた。」聖なる御方は言った。

それはマリアについて既に語られていたことである。「その朝の前に昇りて来る彼女は何者なるか。」夜明けが見え、地上のものは喜びに満ちた。それは”太陽”の先駆けであり、そのためマリアがお生まれになられた時、全世界を喜ばせたのである。マリアはイエズス・キリスト、”正義の太陽”の先駆けであり、マリアの御子となられた御方は、自身の死によって我々を救うために来られたのである。

聖なる公教会は歌う、「ああ天主の童貞なる御母、御身の御誕生を全世界に告げ知らせよう。」

そうしてマリアからお生まれになられた”正義の太陽”は我らに永遠の生命を与えられる御者である。

こうしてマリアがお生まれになられた時、我らの治療、慰め、救いがこの世に来られたのである。マリアによって、我々は救いを受け取ったのである。(祝日の黙想 より)

 

<祈り>

「聖母マリアよ、御身の御誕生は長老らと預言者らを喜ばせ、御身に向かいて、我らの救いが来ることを告げ知らせたり。我らは御身の御誕生を祝い、我らの日々の生活における御身の助けを願い奉る。暴力、恐怖、心配に満ちたるこの世において、我らが福音の喜びのうちに住まうを証しするよう助け給え。 アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system