聖母マリアは福者アランに、聖なるロザリオの信心ほど御ミサに次いで優れた、大きな功徳のある信心は他にはなく、
ロザリオの信心は主イエズス・キリストの御生涯と御受難に継ぐ記念であり、象徴と言えるということを明かされました。
ある時、聖母が聖マチルダに現れ給いし時、聖女は聖母に、どのように聖母に光栄を帰し奉る事が
出来るかを尋ねました。
聖母は繰り返されました。
「わが胎内に入られるために、御子が御父のふところを離れられし時の、私の喜びを思い出しなさい。
再び私が満たされた、言い表せぬ幸福で、同じ御子が生まれ給いし時、私が彼を見て、母として彼を
腕の中で抱きしめた事を喜びなさい。」