聖ヨゼフへの奉献の行い・他の信心業

 

聖ヨゼフの八つの御約束

1.天主は私を知らない者に、私に大きな信心を持つ特別な聖寵を与えられる。

2.天主は私に信心を持つ全ての者の結婚と彼らの家庭を祝福され、それは限りのないものである。

3.結婚して子供の授からない者は、聖寵によって子孫を与えられる。

4.天主は誘惑及び悪魔の攻撃から救われるために特別な聖寵を与えられる。

5.彼らは幸いな死を待つ者となる。

6.彼らは試み及び苦難を克服する者となる。

7.彼らが私のとりなしを願う場合、天主は直ちに助けを与えられる。なぜなら悪魔は私の御名の呼祷を極度に
恐れるからである。

8.聖ヨゼフの黙想会(管理人注:現在の所存に関しましては不明です)に入る者はすべて
イエズスと至聖なるマリアへのまことの信心とより熱心な愛とを得られる者となる。

 

<聖ヨゼフへの奉献の祈り>

「ああ、最も親愛なる聖ヨゼフ、私は私自身をあなたのほまれのためにお捧げし、私自身をあなたにお与え致します。
あなたは常に私の父であり、私の保護者、そして救霊の道における私の導きです。
私のためにすぐれた心の清さと、内的生活の中での熱い愛を得させて下さい。
あなたの手本の後、私のすべての行いがイエズスの御心と、マリアの汚れなき御心と、あなたの行いとの一致の中で、
神の偉大な栄光のためのものとなりますように。
ああ、祝せられた聖ヨゼフ、あなたの聖なる死の喜びと平和を分かち合って頂けますよう、私のためにお祈り下さい。 アーメン。」

 

<天の冠を求むる祈り>

「ああ聖ヨゼフ、イエズスの童貞なる御父、祝せられたる童貞マリアの浄配よ、天主の御子なるイエズスに、
彼の聖寵と御力とによりて御保護を受け、忠実に生涯において努力し、我らの臨終の際に彼によって冠を与えられんことを、
日々我らのために祈り給え。 アーメン。」

 

<聖ヨゼフへの初水曜日の信心>

各水曜日は特別な方法で聖ヨゼフに捧げられます。
イエズスの聖心への九ヶ月の初金曜日の信心業の様に、九ヶ月の初水曜日をあなた自身と親愛なる者達の幸いなる死を
求めて聖ヨゼフに光栄を帰し奉ります。

慈悲は幸いなる死の聖寵に最もふさわしき行いであり、初水曜日の聖祭、聖体拝領、数々の信心業とを死に臨める者の
救霊と、特に臨終における悔悛の聖寵なしに霊魂を失う定めにある罪人らのために、聖ヨゼフに光栄を帰し奉る中で
特別に捧げます。

我らの天主は御両手一杯に天主の御憐れみと聖寵を霊魂らに与えられようとして、
御自身の神性の宝庫より聖ヨゼフをとる事を御許しになりました。

エジプトのファラオの穀倉より食料をとり人々に与えたヤコブの子息ヨゼフの如くに、
栄光の王は天のいと高き所よりエジプトのファラオと同じ言葉を我々に語られます。
「ヨゼフのもとに行きなさい。」と。

 

Raccolta 179 聖ヨゼフに捧げられし3月の月>

1855年6月12日のピオ9世教皇聖下の勅答書によって、3月全体を栄えある家長なる聖ヨゼフに捧げ奉る信心深き者に
全免償を与えられ、彼らの敬虔なる信心業と黙想に用いる条件のために小冊子に集められ、
153番の出版社、ピアッザ・ディ・サント・イグナチオによって1855年に印刷されし(勅答書の転載を得た)書物において、
まことの痛悔にあって、告解と聖体拝領の後に教皇聖下の御精神によって祈り奉るならば、この敬虔なる行いの実行毎に
300日に免償が与えられ、彼は更に同じ免償を、3月の月の後に適度に送らせて上記の指定されし小冊子を用いて
同じ栄えある家長に光栄を帰し奉るために他の月を捧げんとする信心深き者に与えられた。

ピオ9世教皇聖下の布告Urbis et Orbisによって、1865年4月27日の聖なる会衆の免償にて
如何なる種類の信心深き実行も、聖ヨゼフに光栄を帰し奉るうちに3月の月のおいて毎日行う事に対し、
至聖なるマリアへの光栄を帰し奉る5月の月のにおける敬虔なる行いの場合と丁度同様にその免償を広げられました。

 

<聖ヨゼフに祝福を求むる祈り>

「我を祝し給え、ああ、親愛にして愛する父なる聖ヨゼフよ、わが肉身を祝し給え。
わが決意を、わが諸言、諸行、諸動と脱落、わが全ての歩みを祝し給え。
わが全所有、全内側、全外側のものを祝し給い、それら全てが天主のより大いなる光栄を帰するために戻されんことを。

一生と永遠において我を祝し給い、全ての罪より我を守り給え。
ここ地上において愛と痛悔によりてわが全ての罪への償いを為するための聖寵をわがために得させ給いて、かくしてわが最後の吐息の後に、
遅るる事なく御身の御足元に伏して、御身の全ての御愛と御徳に天において感謝を捧げ奉らんことを、ああいと親愛なる父よ、
ここ地上において我に示し給え。アーメン。」

「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を各三回、天主に聖ヨゼフの聖寵と用いらるる特権への感謝を持って唱えます。

 

Raccolta460

敬虔な者が霊的、あるいは物質的生活のな様々な必要のために祝せられし童貞マリアの浄配なる聖ヨゼフの御助けを
得るために彼の聖名を信心深く唱えるならば
300日の免償。
一ヶ月の間毎日信心深く繰り返すならば、通常の条件下で月に一度全免償。
19401022日 聖座認可)

Raccolta461

敬虔な者が、祝せられし童貞マリアの浄配、聖ヨゼフの小聖務日課を信心深く唱えるならば7年の免償。
毎日唱える事で、通常の条件下で月に一度全免償。
1932318日 聖座認可)

 

<敬虔なる修練 Raccolta467468

任意の月の初水曜日に、聖ヨゼフに光栄を帰し奉るために幾らかの信心を行う信心深き者には5年の免償。
通常の条件下で全免償。(
192141日 聖座認可)

 

聖ヨゼフの御姿の御前に敬虔に「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」、そして「聖ヨゼフ、わがために祈り給え」
の呼祷を共に唱える信心深き者に
300日の免償。
その月を通じてこの敬虔なる修練を継続する者には、通常の条件下で全免償。(
19361012日 聖座認可)

 

祝せられた童貞マリアの浄配なる聖ヨゼフに光栄を帰し奉るための公的祈祷のノベナの一つを取り、祭日のための準備とす敬虔なる
者には7年の免償。
告解、聖体拝領、教皇聖下の意向のために祈り、少なくとも五日間ノベナの修練を為すならば、通常の条件下で全免償。

前出の私的信心を、九日間続けて行う意向をもって為す者にはいずれかの日に
5年の免償。
このノベナの終了において、通常の条件下で全免償。
しかしかかる信心深き修練は公的に持たれ、この免償は公的修練より正当に後続とされるによりてのみ与えられる。
18761126日 聖座認可)

 

Raccolta475

「我らに御意を注ぎ給え、ああ祝せられしヨゼフよ、御身の祈りによりて喜び給いし御養子に、我らのためにとりなし給え。
かようにして御身の浄配なる祝せられし童貞マリアに尽くし給いしが如く、彼は御父と聖霊と共に世々に生き、
かつしろしめし給う御者の御母なれば、我らにもまた慈悲深く在し給え。アーメン。」

3年の免償。
信心の精神をもって一ヶ月間毎日唱えるならば、通常の条件下で月に一度全免償。
1936713日 聖座認可)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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