御憐れみの祭日のノベナ

教会認可

「わが望みは、憐れみの祭日が万人、殊にみじめなる罪人のための逃れ場と隠れ場になる事である。
この日、わが御憐れみの深淵が開かれているのである。
わが御憐れみの泉に近づく者の上に私は溢るる御恵みを注ぐであろう。
告解して聖体拝領を為す者は、咎と罰とが完全に赦される。
この日に天主より流れ出る御恵みの全ての出口が開かれている。
罪が深紅色の如くあろうとも、私のもとに近づき奉るを誰も恐れてはならない。」

イエズスはこの祭日の準備として、ノベナ(九日祈祷)を行う事を求められました。
このノベナは、日々唱え奉る「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」より構成され、いつでも行う事が出来ますが、御憐れみの祭日の準備として「聖金曜日」より始める事が特に奨励されます。

 

<いつくしみの祭日の前のノベナ>

「この九日間に、あなたがわが御憐れみの泉に世人の霊魂を連れて来たる事を求める。
この霊魂らが人生の苦難の時、殊に臨終の時に必要とする力と安らぎ、そしてあらゆる御恵みを汲むためにである。
日毎に、わが示す霊魂の群れをわが御心に連れ来て、その者らをこの御憐れみの大洋に浸せ。
私はこの万霊を、わが御父の御住まいに導き入れるであろう。
あなたは現世おいても、若しくは来世においてもこれを為せ。
わが御憐れみの泉に導き入れる霊魂の願い事を拒むものは何もない。
あなたは日々この霊魂のための御恵みをわが辛き御受難によりてわが御父に願え。」

 

第一日目

「今日、全人類、殊に全ての罪人をわが御もとに運び、わが御憐れみの大洋に浸せ。
さすればあなたは失われし霊魂のために苦き悲しみに沈める我を慰めるであろう。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は憐れみと赦しに在しまして、我らの罪ならず、御身の尽きざる善への我らの信頼をみそなわし給いて、そのいと憐れみ深き御心に我ら全てを受け入れ、我らがそれより逃るるを決して許し給うな。
御身と御父と聖霊とを結ぶ御愛によりて、我らこれを願い奉る。

永遠の御父よ、イエズスの憐れみ深き御心に留まる全人類、殊に惨めな罪人を御身の憐れみ深きまなざしでみそなわし給い、イエズスの苦しみに満てし御受難によりて、御身の御憐れみを我らに示し給え。
我らが御身の御憐れみの全能を世々に至るまで賛美するを得んことを。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第二日目

「今日、司祭と修道者をわが御もとに運び、わがはかり知れぬ御憐れみに浸せ。
彼らは苦き御受難を忍苦せんがために、私に力を与えたのである。
水が水路によりて流るる如く、わが御憐れみが彼らを通して全人類に流れ出るのである。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、全善より来り給えば、御身への仕えの内に捧げられし女達のうちに御恵みをいや増し、彼らが相応しき憐れみの行いを成し遂げんことを。
彼らを見る全ての者が、天に在し給える御憐れみの御父に光栄を帰さんことを。

永遠の御父よ、御身の葡萄畑において選ばれし者達の一行なる司祭と修道者の霊魂を憐れみ深き
まなざしでみそなわし給い、
彼らに御身の祝福の御力を授け給え。
御子の御心の御愛に抱かれし故に御身の御力と御光とを彼らに与え、
彼らが他の者達を救霊の道に導き、
御身のはかり知れぬ御憐れみの一声の賛美を永遠に歌うを得んことを。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第三日目

「今日、全ての信心深き忠実な霊魂をわが御もとに運び、わが御憐れみの大洋に浸せ。
この霊魂らは十字架の道の途上でのわが慰め、大海の如き大いなる悲哀の只中での慰めの滴であった。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は御憐れみの宝庫より万人に御恵みを溢るるほどに与え給いたれば、御身のいとも憐れみ深き御心に我らを受け入れ給い、我らがそれより逃れるを決して許し給うな。
天の御父にいとも激しく燃え盛りし御身の御心のいと驚くべき御愛によりて我らこの聖寵を願い奉る。

永遠の御父よ、御身の御子を継ぐ忠実なる霊魂を、憐れみ深きまなざしでみそなわし給いて、御子の苦しみに満てし御受難によりて、御身の絶えざる保護もて彼らを祝し囲み給え。
彼らが愛において衰える事なく、愛と聖なる信仰の宝を失うことなく、諸天使と諸聖人の軍勢と共に御身のはかり知れぬ御憐れみをとこしえに賛美するを得んことを。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第四日目

「今日、私を信じざる者らと私を未だ知らざる者らを、わが御もとに運べ。
わが苦き御受難の只中おいて、私はまた彼らについて思い、彼らの将来の熱誠はわが御心の慰めであったのである。
彼らをわが御憐れみの大洋に浸せ。」

「いとも慈悲深きイエズスよ、御身は全世界の光なり。
御身を信ぜざる者、御身を未だ知らざる者の霊魂を、御身のいとも慈悲深き御心に受け入れ給え。
彼らに御身の聖寵の放射を悟らしめ、また我らと共に御身の驚くべき御憐れみをほめたたえんことを。
彼らを御身のいとも慈悲深き御心のその住まいより逃れさせ給うな。

永遠の御父よ、御身の御子を信じざる者と、御身を未だ知らざる者の霊魂を憐れみ深きまなざしでかえりみ給え。
彼らはイエズスのいとも慈悲深き御心に囲まれしなれば、福音の光に彼らを引き寄せ給え。
その霊魂らは御身を愛し奉る幸いの大いなるを未だ知らざるなり。
彼らもまた御身の御憐れみの寛容をとこしえに賛美するを得んことを。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第五日目

今日、同胞より離れし霊魂達をわが御もとに運び、わが御憐れみの大洋に浸せ。
苦き御受難の間、彼らはわが肉と心、すなわちわが公教会を引き裂いていた。
彼らが公教会との一致に戻る際に、わが御傷が癒されるのであり、かくして、彼らはわが御受難を和らげる。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は善に在しまして、御身のそれを求むる者に光を拒み給わざれば、
我らの離れし同胞の霊魂を御身のいとも憐れみ深き御心の住まいのうちに受け入れ、彼らを御光によりて公教会との一致に引き寄せ給い、彼らを御身のいとも慈悲深き御心の住まいより逃し給わず、彼らにもまた御身の御憐れみの寛容をとこしえに賛美するをもたらし給え。アーメン。

永遠の御父よ、我らの離れし同胞、殊に彼らの誤りのうちに頑なとなりて御身の聖寵を乱用し御身の祝福を浪費せし霊魂らを憐れみ深きまなざしでかえりみ給え。
彼らの誤りにあらず、彼らのために受け給いし苦き御受難と、御子の御愛とをみそなわし給え。
彼らもまたイエズスのいとも慈悲深き御心に囲まれたれば、彼らにもまた御身の御憐れみの寛容をとこしえに賛美するをもたらし給え。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第六日目

「今日、柔和にして謙遜なる霊魂や幼な子らの霊魂をわが御もとに運び、わが御憐れみに浸せ。
彼らは、わが御心にいとも似、彼らはわが苦き苦悶の間に私を力づけたのである。
私はわが祭壇のもとで祈る地上の天使達として彼らを見た。
私は彼らの上に全聖寵の奔流を注ぎ出す。
ただ謙遜なる霊魂のみが、わが御恵みを受ける事が可能である。
わが信頼に謙遜なる霊魂を願う。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は"我は柔和で謙遜なる者にして、我より学べ"とのたまいたれば、柔和にして謙遜なる霊魂と幼な子らの霊魂を御身のいとも慈悲深き御心に受け入れ給え。
彼らの霊魂は天全体に恍惚を送り、天の御父の殊に好み給いし者なり。
彼らは天主の玉座の御前の甘美なる芳香の花束の如くに、天主御自らをその芳香で大いに喜ばせたり。
彼らの霊魂は御身のいとも慈悲深き御心に永久に住まいて、ああイエズスよ、彼らは愛と憐れみの讃歌をとこしえに歌いたり。

永遠の御父よ、イエズスのいとも慈悲深き御心の住まいに囲まれし柔和で謙遜な霊魂と幼な子を憐れみ深きまなざしでみそなわし給え。
これらの霊魂は御身の御子にいと近き肖像を運び、彼らの香りは地上より立ち昇りて御身の玉座に至りたり。
全善と憐れみの御父よ、彼らの運ぶ愛と彼らのうちに得給う御身の大いなる御喜びによりて我願い奉る。
全世界を祝し給いて、万霊が共に御身の御憐れみの賛美の歌をとこしえに歌うを得させ給え。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第七日目

「今日、わが御憐れみを特別に崇敬し、光栄を帰する霊魂をわが御もとに運び、わが御憐れみに浸せ。
彼らの霊魂はわが御受難のために悲しみを極め、わが御心をいとも深く解したのである。
彼らはわが慈悲深き御心の生きた写しであり、来世においては彼らは特別な光で輝き、誰一人として地獄に落ちることはない。
私は彼らの臨終の時に、彼らを一人ずつ特別に守る。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は愛に在しまして御身の御憐れみの大いなるを殊に崇敬し、ほめたたえる霊魂を御身のいとも慈悲深き御心に受け入れ給え。
彼らの霊魂は、天主御自らの御力によりて力づけられたり。
彼らの霊魂は、諸難や苦悩の只中においても御身の御憐れみに信頼し奉りて前進し、ああイエズスよ、御身に一致し奉りて、彼らの双肩に全人類を背負いたり。
彼らが現世を去り離れるにおいては彼らの霊魂は裁かれず御身の御憐れみに抱かれん。

永遠の御父よ、御身のいと大いなる権能なるはかり知れぬ御憐れみを崇敬し、光栄を帰し奉る霊魂を憐れみ深きまなざしでみそなわし給え。
イエズスのいとも慈悲深き御心に囲まれし彼らは生ける聖福音にして、彼らの両手は憐れみの行いに満ち、喜びに満たされし心は御身に御身の御憐れみの聖なる歌を歌わん。
ああいと高き御者よ、ああ天主よ、我御身にこいねがい奉る。
彼らが御身に置き奉る希望と信頼ゆえに御憐れみを彼らに示し給え。
"わがはかり知れぬ御憐れみを崇敬する霊魂を生涯の間、殊に臨終において、彼の栄光で守る"というイエズスの御約束が彼らに果たされんことを。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第八日目

「今日、煉獄中に留められし霊魂をわが御もとに運び、わが御憐れみの深淵に浸せ。
わが御血の泉は彼らの灼熱の責め苦を冷やす。
わが義に基づいてその罪の償いを果たせるそれらの全ての霊魂は私に大いに愛されているのである。
あなたは彼らの苦しみを取り除く事が出来るのであり、わが公教会の宝庫より全免償を取りて、彼らのために捧げよ。
ああ、もしあなたが彼らの苦しみを知ったならば、絶え間なく彼らのために霊的施しを捧げ、わが義に対する彼らの負債を支払うであろう。」

「いとも憐れみ深きイエズスよ、御身は御自ら"憐れみを望む"とのたまいき。
御身に全く愛されしとも、御身の義に基づいきて償いを果たさすべく煉獄の霊魂を、しかして御身のいとも慈悲深き御心にもたらし奉らん。
御身の御心より流れ出る御血と御水の流れが、煉獄の炎を消し、煉獄においても御身の御憐れみの御力が祝われんことを。

永遠の御父よ、イエズスのいとも慈悲深き御心に抱かれし煉獄の苦しめる霊魂を憐れみ深きまなざしでみそなわし給え。
御身の御子イエズスの苦しに満てし御受難によりて、かつイエズスのいと聖なる御霊魂に対し全ての苦しめる者によりてこいねがい奉る。
御身の義のもとにありし霊魂に御憐れみを明らかに示し、溢れさせ給え。
他の仕方によらず、ただ御身の至愛なる御子イエズスの御傷によりて彼らをみそなわし給え。
御身の善と御憐れみの尽きざるを、我らは信じ奉る。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

第九日目

「今日、なまぬるき霊魂をわが御もとに運び、わが御憐れみの深淵に浸せ。
彼らの霊魂は私にいとも痛み多き傷を負わせているである。
オリベトの園にて、なまぬるい霊魂のためにわが霊魂はいと大なる嫌悪を感じたのである。
なぜならなまぬるい霊魂のために"父よ、御心ならばこの杯を我より取りのけ給え"と叫んだのである。
彼らの救霊の最後の希望として、彼らを私の御憐れみに動かせ。」

「いとも慈悲深きイエズスよ、御身は慈悲に在しまして、御身のいとも慈悲深き御心になまぬるき霊魂をもたらし奉らん。
死せる肉身の如き、御身を深き嫌悪に満たす、なまぬるき霊魂らが御身の清浄なる御愛のこの火の中で今一度熱せられんことを。
ああいとも慈悲深きイエズスよ、御身の御憐れみの全能を修め、御力に能わざるものなからざる故に、彼らを御身の御愛のまことの熱情に引き寄せ、天主の御愛の賜物を与え給え。

永遠の御父よ、イエズスのいとも慈悲深き御心に囲まれざる者なく、なまぬるき霊魂を憐れみ深きまなざしでみそなわし給え。
憐れみの御父よ、御身の御子の苦き御受難によりて、また十字架上の三時間の御苦悶によりてこいねがい奉る。
彼らに御身の御憐れみの深淵をほめたたえしめ給え。アーメン。」

 

「天主の御憐れみの祈りの花束(チャプレット)」を祈ります。

ロザリオを用いて、始めに各三つの小珠でそれぞれ、

「主祷文」「天使祝詞」「使徒信経」を各1回ずつ唱えます。

 

中心のメダイから各大珠で次の祈りを唱えます。

「永遠の御父よ、我らと全世界の罪の償いがため、御身の至愛の御子なる我らの主イエズス・キリストの御体と御血、及び御霊魂と御神性とを御身に捧げ奉る。」

 

各小珠で次の祈りを唱えます。

「イエズスの悲しみを極められし御受難によりて、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを3回唱えます。

「聖なる天主、聖なる全能の天主、聖なる永遠の天主よ、我らと全世界をあわれみ給え。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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