地上の平和がための天主への祈願

 

Nihil obstat 教会認可 アーサー・J・スカンロン

発行許可 1936年9月5日 パトリック・C・ヘイズ ニューヨーク大司教

 

次の祈願はあるローマの敬虔な司祭が聖祭中の聖なる犠牲を御捧げしている時に啓示されたものです。
信心と信仰とをもってこの祈願を唱える者に、まもなく全世界に来たる大いなる苦難を免れさせるというものです。
またこの祈願は日々の聖祭における御聖体奉挙の後に唱えられるものとも言われています。

 

祈願

「ああイエズス、天主なる救い主よ!憐れみ給え、我ら及び全世界を憐れみ給え。 アーメン。」

「力強き天主!聖なる天主!永遠なる天主よ!我ら及び全世界に御情けをもち給え。 アーメン。」

「御恵みと慈しみなる今日の危険のうちに在し給う主イエズス・キリストよ!
御身のいと尊き御血にて我らを覆い給え。アーメン。」

「永遠なる天主よ、御身の天主の御子イエズスのいと尊き御血の御名において、我らに御憐れみを示し給え。 アーメン。」

 

 

<平和を求むる祈り>

「ああ天主、戦争に終結をもたらし、御身に希望し奉る者の攻撃者を防ぎ給う御者よ、御身に向かい奉る我らを助け、残酷なる我らの敵共を打ち砕き、我らが向かい奉るに、尽きざる感謝のうちに御身を讃美し奉らんことを、我らの主キリストによりて願い奉る。アーメン。」

「マリア、キリスト者の元后よ、我らのために祈り給え。」

 

 

<世の救いを求むる祈り>

Nihil obstat 教会認可 1998年

「御父よ、世の救いがための我らの祈りを聴き容れ給え。
御身に向かい奉る全ての霊魂に御憐れみを垂れ給え。
御光もて彼らの精神と心とを開き給え。
東と西、北と南より、御身の子らを集め給え。

御身を知らざる者を憐れみ給え。
彼らを暗闇よりいだし、御光のうちに運び給え。
御身は我らを救い給う天主、我らの救いのうちに我らを導き給う御者なり。
ああ主よ、御身を祝し称え奉る。我らの祈りを聴き、我らの祈りにこたえ給え。
我らの救世主なる御身は、地の端々、遠き海にいたるまで、全ての者の希望なり。
御身の仕方にて諸国の間に御身の救いの知られんことを。
我らは世を御手に置き奉る。
御身の御愛もて我らを満たし、我らの主なるキリストによりて、我らに平安を与え給え。アーメン。」

 

 

<十字架の聖ヨハネの平和を求むる祈り>

「ああ祝せられたイエズスよ、御身におけし霊魂の沈黙を我に与え給え。
御身の御力がわがうちにおいて平穏にしろしめし給わんことを。
ああ優しき王、平和の王よ、我を治め給え。」

 

<聖フランチェスカ・ザベリオ・カブリーニの祈り>

「御身の聖霊の御恵みもて我を強め給い、我に御身の平安を与え給うによりて、我が全ての不要なる懸念と憂慮、及び心配事より解き放たれんことを。
常に御身を受け入れ、喜び奉るを望むを助け、しかして御身の御旨がわが意志とならんことを。」

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