このチャプレットは一般のロザリオを用いて祈られます。
イエズスはこのチャプレットに対し御保護を御約束なされました。
この祈祷は嵐、自然災害、軍事的な争いに対してなお一層届けられると言われます。
これは偉大な癒しの力を備えたものであり、破綻した婚姻を回復し、また精神的、物質的、情緒的な問題を取り除くと言われます。
イエズスは我々にこの特別な信心を広めるように求められました。
しかしこれは聖務日課のロザリオの代わりとすることは出来ません。
はじめに十字架の部分で「使徒信経」を唱えます。
次の大珠で「主祷文」を唱えます。
次の3つの小珠で「天使祝詞」を唱えます。
第1の小珠では御父なる天主を賛美し奉る意図をもって、
第2の小珠ではあなたの請願をもって、
第3の小珠では請願を聴き入れ御与え下さるという確信をもって感謝のうちに「天使祝詞」を唱えます。
各大珠で次の祈りを唱えます。「聖なる天主、聖なる全能の天主よ、この地に住まう我らを救い給え。」
各小珠で次の祈りを唱えます。「救い主なるイエズス、憐れみ深き救い主よ、御身の者らの生命を助け給え。」
このチャプレットのしめくくりに次の祈りを3回唱えます。
「天主の御子、永遠なる御子よ、御身が行われ給いし御業に感謝し奉る。」
(†で十字をきります。)
光栄の王イエズス・キリストは平和のうちに来り給いぬ†
神は人となり†
御言葉は肉体となり給えり。†
キリストは処女より生まれ給えり。†
キリストは苦しみ給えり。†
キリストは十字架に架けられ給えり。†
キリストは死し給えり。†
キリストは死者の中より復活し給えり。†
キリストは天に昇り給えり。†
キリストは征服し給う。†
キリストは統治し給う。†
キリストは命令し給う。†
キリストが我らを全ての嵐と稲妻より護り給わんことを。†
キリストはこれらの只中を平和のうちに通り給い、†
しかして御言葉は肉体となり給えり。†
キリストはマリアと共に我らと共に在す。†
立ち去れ、汝ら敵対する霊共よ、ユダ族の獅子、ダヴィドのひこ生えは勝利し給いたれば。†
聖なる神よ!†
聖にして力強き神よ!†
聖にして不死なる神よ!†
我らを憐れみ給え。 アーメン!
「天の御父よ、我らは今日、御身の真理を革帯として我らの腰に巻き付け給わんことを御身に願い奉る。
我らは御身の平和の良き知らせを告げ知らせるための熱誠を我らの足の靴として身に付け奉らん。
ああキリストよ、我らは御身の義を胸当てとして身に付け、救霊の希望をかぶととして頭に置かん。
御父よ、我らは全ての敵の火の矢を消す盾として信仰を取り、ああ主よ、御言葉を霊の槍つるぎとせん。
御父よ、御身のイエズスを愛し給う御愛が我らの内に在し、またイエズスが我らのうちに在し給わんことを。
我らは御身に仕える心の聖寵を願い奉る。アーメン。」
教会認可
「この住まいを訪れ給え、ああ主よ、悪の全ての罠より遠ざけ給え。
御身の聖なる天使をここに住まわせ、平安のうちに我らを保ち給わんことを。
かつ御身の祝福を常に我らの上にあらしめ給え。
我らの主キリストによりて。アーメン。」
教会認可
「主よ、我らの家を訪れ給え。
よこしまなる敵共を追い払い給え。
聖なる天使らを我らに留まらせ、この日の平安を保ち給わんことを。
全ての祝福が我らに来たり、常に我らと共にあらん事を命じ給え。アーメン。」