1070年スペインの慎ましい農家の家族に生まれた。
裕福な地主の畑に働きに出ることになり、敬虔であった聖人は 毎日聖堂に祈りに行く事を許されたが、
それでも収穫量は 他の農夫よりも多かった。
天使が聖人の畑仕事を手伝った、聖人が地主の娘を甦らせたなどの奇跡があったとされる。
1130年帰天。
農業の守護者。祝日5月15日。
＜チャプレット＞
このチャプレットは、聖人のメダイと一つの大珠、
環状部分は一つの大珠と三つの小珠からなる四連によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節しながら用いられて構わないと思います。
始めに（メダイで）次の祈りを唱えます。
「御父にして天主なる造物主よ、我ら イシドロ農夫の手本ゆえに御身に感謝し奉り、
我らの穫（と）り入れと労働に御身の祝福をこいねがい、
我らの田畑において 彼の骨折りと御足跡とに
つつましく歩ませ給え。
製造と忍耐の徳を我らに染み入らせ、
人生の夕べにおいては 我らに善業とふさわしき犠牲の豊かなる穫（と）り入れを生み出させ給わんことを。
我らの主なる御子、キリストによりて願い奉る。アーメン。」
各大珠で「主祷文」を唱えます。
各小珠で「天使祝詞」を唱え、聖人の四季の労働に光栄を帰します。
このチャプレットのしめくくりに、祈ります。
「聖イシドロ農夫、我らの為に祈り給え。」
