我らの主より 聖顔の信心と
黄金の矢の祈りを啓示されし マリー・デ・ピエッレ修女が自ら作り、祈っていたチャプレット。
このチャプレットは、聖家族のメダイと三つの小珠、環状部分は十二個の小珠によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら用いられて構わないと思います。
最初に(メダイで)、次の祈りを唱えます。
「今 天に在します
わが救い主よ、我 地上において御身を求め、
常に御身のかたわらにおいて仕え奉るロバとして 完全なる御身のものとなり、
いかなる所においても御身が導き給うものとなる事を願い奉る。
この役儀と聖課のうちに 小さきロバの称号を我に授け給うにより、我を受け取り給え。」
一番目の小珠で、次の祈りを唱えます。
「御身の尽きざる御徳により、家庭生活を奉献し給いしマリアとヨゼフの主在となり給いし
主イエズス・キリストよ。
御二方の御支えと共に、聖家族の模範によりて我を教え給い、永久の親和に到らしめ給え。
世々に生き、かつしろしめし給う主なるかな。アーメン。」
二番目の小珠で、次の祈りを唱えます。
「主よ、聖家族によりて
我が御身に仕える約束を為し奉りたれば、我に絶えず御意を向けて保ち給え。
接し 我のゆくいかなる助けを要する家庭においても識別する為に我を助け給え。
我が聖家族に仕える如く、我を彼らに仕えしめ給え。」
三番目の小珠で、次の祈りを唱えます。
「ダビドの子にホザンナ。主の名によりて来たる者は祝せられんことを。」
環状部分の十二個の各小珠で、次の祈りを唱えます。
「我に備えられし
いかなる重荷も負い奉らんとす。
わが十字架を担いて 御身に続かしめ給え。
ああ主よ、マリアとヨゼフの如く謙遜となるを我に教え給え。」