聖アントニオ・マリア・クラレット

至聖なる童貞への最後の二時間の奉献

(伝道会神父 故イルデフォンソ・M・イザグエル尊師による)

「御身の御足元にひれ伏し、己が罪に恥じ入りつつ、されど御身への信頼に満ちて、ああ聖マリア!我は御身に、我が心が行わんとする嘆願を受け入れ給わんことを乞い願い奉る。親愛なる御母よ、そは、我が臨終の時のための願いにして、我、かの決定的瞬間において、御身の愛がわがために示唆するすべてのことを御身がなし給うよう、御身の御保護と母の愛を求め奉る。

御身に、ああ我が霊魂の御母よ、我が生涯の最後の二時間を捧げ奉る。我が傍らに来り給い、我が最後の息を受け取り給え、また死が我が生涯の日々の糸を切断する時、イエズスに我が魂を捧げつつ彼に告げ給え、「我、それを愛す」と。

その御一言で、我がために我が神の御祝福と全永遠にわたりて御身を見奉る幸いを確保するに十分ならん。わが母よ、我、御身に我が信頼を置き、そが空しからざらんことを希望し奉る。

ああ聖マリア!御身の子の為に祈り、彼をイエズスに導き給え! アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system