初金曜日の信心

公教会の歴史において力強く、そして特に愛されし信心。1675年に聖マリア・アラコック童貞にイエズスが御出現になり、聖心への信心を行う者に次の御約束をされた。

 

 

御約束

Imprimatur:教会認可

1.私は現世において、彼らの生活の状態に必要な聖寵を与えるであろう。

2.私は彼らの家族の中に平和を確立するであろう。

3.私は彼らの全ての苦しみの中で慰めるであろう。

4.私は現世において、殊に臨終において、確かなる依り所となるであろう。

5.私は彼らの全ての事業において祝福を注ぐであろう。

6.罪人らはわが聖心のうちに限りなき憐れみの源を見出すであろう。

7.生ぬるき霊魂は熱心なるものとなるであろう。

8.熱心なる霊魂は、大いなる完徳に向かいて速やかに進むであろう。

9.私は聖心を表ししものを掲げ、光栄を帰し奉る家を祝福するであろう。

10.私はいとも頑ななる心を感動させる力を聖職者らに与えるであろう。

11.この信心を広める者はわが聖心に名前が記され、それが消し去られることはないであろう。

12.わが大なる憐れみの中で、9ヶ月間続けて毎月最初の金曜日に御聖体を拝領する全ての者に、臨終において、最終の痛悔の聖寵を与える。彼らは私に嫌われしまま(恩寵を失いしままで)死ぬことはなく、わが聖心は臨終の際に彼らの確かなる依り所となるであろう。

 

初金曜日の信心の必要条件

1.連続9回の毎月最初の金曜日(初金)に聖体拝領すること。
2.そのための必要準備(告解)などを行うこと。
3.「大いなる御約束の実り」を頂く意向、更に償いの意向をイエズスの聖心に持つこと。

 

 

<聖マリア・マルガリタ・アラコック童貞の御言葉>

1.<世人のため>

「彼らはこの信心によりて、彼らの国家の必要に対する全ての助けを見出し、かくして家庭内における平和、労働における憩い、彼らの葬儀における全天上の祝福、彼らの苦難における慰めを見出し、この聖心において偽りなくば、彼らの生涯の間、とりわけ臨終において彼らの依り所を見出すでしょう。彼は別れし家族との再会を御約束なさいました。」

 

2.<聖心の御絵が掲げられ、光栄を帰し奉る家族がため>

「彼は全祝福の源に在しますがゆえ、彼の天主の聖心の御絵が置かれ、光栄を帰さるる全ての場所に、溢るるばかりの祝福の雨を降らせ給います。」

 

3.<聖心に信心を捧げ、奉献し奉る全ての者のための救霊の御約束>

「彼はかくして、彼の被造物により光栄を帰され、知られ、愛されるうちの御喜びがいとも大なりしものである事の保証を確認されました。
聖心に信心を行い、奉献を為し奉る全ての者は決して滅びる事はないでしょう。」

 

4.<救霊のために働く者への御約束>

「わが天主なる救い主は救霊のために働く者達に、いとも頑ななる心に触れる賜物を与えられ、またもし彼ら自身が主の聖心に信心を捧げ奉るのであるならば、驚くべき成功を伴って働くであろう事を理解させんと示されました。」

 

5.<9ヶ月毎月初金に聖体拝領を為し奉る者への幸いなる死の御約束>

「ある金曜日に聖体拝領を致しました間、彼は御自身のふさわしからざるしもべに言われました。
『わが大なる憐れみの中で、9ヶ月間続けて毎月最初の金曜日に御聖体を拝領する全ての者に、臨終において、最終の痛悔の聖寵を与える。
彼らは私に嫌われしまま(恩寵を失いしままで)死ぬことはなく、わが聖心は臨終の際に彼らの確かなる依り所となるであろう。』」

 

6.<聖心の統治の御約束>

「そうです、この天主の聖心はそれに反対する者共に関わらず統治なさいます。
サタンは自らの追従者をもって混乱に至らせるでありましょう。」

 

7.<イエズスの聖心の信心を広め奉る者のため>

「『この信心を広める者はわが聖心に名前が記され、それが消し去られることはないであろう。』と仰られました。」

 

8.<修道会・信心会のため>

「彼は私に御約束なさいました…聖心に光栄を帰し奉り、聖心の特別なる御保護の下に自らを置く会に、彼の全てを超える燃ゆる慈愛の甘美なる聖油の散布し給うでありましょう。彼らが聖心より落ちし時、彼らを聖寵に引き戻されんがため、彼ら全てより天主の正義の一撃を逸らし給うでしょう。」

 

<聖心への信心に関して>

P・ジェラルド・クレトン神父 1941年

聖心への信心が、世の終りの最後の時代のために取り置かれる事が我らの天主なる主の御旨であったという証拠があります。
そのため天主とサタンとの大いなる戦いにおいて、天主のいとも愛し給える霊魂らが、新たに暖められて天主に引き寄せられ、そして最終の必死の敵の攻撃に対し強められました。

世の終りの前の時代には、サタンと彼の仲間は、地獄の力が著しく制限される前に、もしそれが完全に破壊されぬならば、可能な限り多くの霊魂を天主より引き離さんとする大いなる努力において、地上にて解き放たれる事になっております。

サタンの使命の一つは憎悪です。
天主は御愛によりて霊魂を勝ち得られ給います。
我らの祝せられた救世主は、それらの悪しき日々における激烈なる憎悪が、世人の心中において愛と慈悲とを示す信心によりて、最も克服されるという事を御存知でありました。
それは言わば、磁石、また世人に天主の御心よりの不変の愛と慈悲についてのより明白なる知識を与える事による力の支えとして用いられる事になっていました。

これは世人の霊魂が疲弊し、殆どが忍耐の限界を超え、それらの混乱と苦悶の日々に、平安と安楽の港を提供するものであります。

 

 

聖マルガリタ・マリア・アラコック童貞は次のように書きました。

「主はまた、人々によって愛される事の大いなる御望みを示され、またサタンがその群れを放り投げ、滅びの道より彼らを引き上げる事で、主のための全ての誉れと、能う限りの愛を手にする事を望む者達が、その源なるこの聖心の天主の宝でもって富まされるために、救霊と聖化、聖寵と慈悲と愛を備えた人々への彼の聖心を明示する計画を作られました。

主はこの肉の心臓の御影のもとに、光栄を帰されねばなりません。
また、その御姿はあらわに示されなければなりません。
主は、いずこにおいてもこの御姿が特別なる誉れを示す目的であらわにされるならば、彼の祝福と聖寵とを注ぎ出し給う事を御約束下さいました。

この信心は、サタンの帝国より後世の者達を引き上げるために人々に与えられ、このように彼らを主の愛の掟における甘美なる自由の中に彼らを導くための主の御愛の最後の努力であり、主はこの信心を受くべき全ての者の心において復元される事を望まれました。」

 

<煉獄の霊魂の医薬>

聖マルガリタ・マリア・アラコックは書いています。

「煉獄の貧しき霊魂らが、彼らの苦しみを和らげるための、大変力強き、この新しき医薬を熱望します。
彼らは、この聖心への信心を"聖主の医薬"と呼び、イエズスの聖心に光栄を帰するにおいての聖祭を殊に願います。」

 

<聖マルガリタ・マリア・アラコック童貞への 聖心の使徒の第一の御約束>

「わが聖主は、消される事を決して許されない、彼の聖心に金の文字で書かれた幾人かの名前を私に示されました。
これらの人々の名前は、聖心が知られ、愛されるようにするために、最も働いた方々の名前でした。」

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