天の門のチャプレット

 

このチャプレットは 聖母のメダイと、十二個の小珠によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら用いられて構わないと思います。

始めに(メダイで) 
「栄唱」「主祷文」「天使祝詞」を唱え、
黙示録の第22章 一節〜五節を黙想します。


[1御使いはまた、私に水晶のように光る生命の水の川を見せた
それは神と小羊との御座から出て、

2 都の大通りの中央を流れていた。
川の両岸には、生命の木があって、十二種の実がなり、
毎月 実が出来た。
また、その木の葉は諸国の民を癒した。

3 もはや、呪われるものは何もない。
神と小羊との御座が都の中にあって、そのしもべたちは神に仕え、

4 神の御顔を仰ぎ見る。また、彼らの額には神の名がついている。

5 もはや夜がない。神である主が彼らを照らされるので、
彼らにはともしびの光も太陽の光もいらない。彼らは永遠に王である。]




第一の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[我 これらの御言葉を真理にして 間もなく起こるであろうと信じ奉らん。]


第二の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[御身の祝福を受くるため、我の聞くうちに御身の啓示を守るを助け給え。]



第三の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[主よ、御身の生ける御言葉の御前に 我 拝まん。]


第四の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[御身の生ける御言葉に生くるを守るために
我らを導き給う天使に感謝し奉らん。]



第五の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[御身の預言的御言葉に生くるを守るための聖寵を
我らに与え給え。
約束されし時の近きを 我におぼえしめ給え。]



第六の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[善と悪とを識別するための聖寵を
我らに与え給え。
全体となり 一切は御身が我になし給いきものなり。]



第七の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[わが報いは御身と共にあり。
わが行いに値すものを 御身は払い給う。]



第八の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[我は御身が アルファにしてオメガ、
最初にして最後、始めにして終わりなるを信じ奉る。]




第九の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[主よ 我を赦し給いて わが着物を洗い清め給え。
しかして我 生命の木にあずかるを得、
御身の都の門を通りてゆくにも歓迎さるるなればなり。]



第十の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[いかにして 他者の為に祈るかを我に教え給え。
この時の間 御身のうちに わが兄弟姉妹あらん。]




第十一の小珠で
「天使祝詞」を唱え、黙想します。

[来たり給え 主よ 来たり給え。
我 渇きたれば、御身の生命与える水の賜物を受け、
他の者をもまた 御身の御許に導くを望まん。]



第十二の小珠で
「栄唱」を唱え、次のように3回繰り返し唱えます。

[御言葉を決して加え減ぜざるための聖寵を 我に与え給え。
この如く これ完全なり。
来たり給え イエズスよ 来たり給え。アーメン。]

 

 

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