七つの結びのチャプレット

 

このチャプレットは、十字架の御像と中央のメダイ、
環状部分は 一連が 一つの大珠と 三つの小珠からなる 七連によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら
用いられてかまわないと思います。

はじめに(十字架の御像で)祈ります。

「御父の聖なる御旨と我らの主イエズス・キリスト、御子の遺産とを大いなる謙遜によりて受け給い、
生涯の間 天主の御臨在に満ち給いき 七つの結びに結ばれし 聖なるマリア。
悪は決して あえて混乱をもって御身に纏わりつくことなし。

御子と共に 我等の苦難の為にとりなし給いえ。
単純さと堅忍によりて、御身は我らの生のもつれをいかにして解くべきかを教え給いき。
我らの御母の臨在によりて、我らの主に一致するにより
汝 よどみなく明瞭になし得んと。
御身の守護の外套によりて 我らを覆い、
御身の愛ある母的守護なる平安と 調和と清浄とを知見するを我らに許し給え。」




第一連の大珠で このように唱えます。

「我らの試みにおいて 我らを守り給え。」

三つの小珠でそれぞれ
「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

 

第二連の大珠で このように唱えます。

「我らの罪において 我らを救い給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第三連の大珠で このように唱えます。

「我らの苦悩において 我らを助け給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第四連の大珠で このように唱えます。

「我らの悲しみにおいて 我らを慰め給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第五連の大珠で このように唱えます。

「我らの恐れにおいて 我らに勇みを与え給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第六連の大珠で このように唱えます。

「我らの病苦において 我らの痛苦を和らげ給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第七連の大珠で このように唱えます。

「我らの弱きにおいて 我らを強め給え。」

三つの小珠でそれぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

このチャプレットのしめくくりに次の祈りを唱えます。

「聖なるマリア 天主と我らの御母よ、
御身の母的御心によりて、我らの生のもつれを解き給え。
我ら 御手より(ここで願う)を受け、このもつれより 我らを解き放ち給え。
祝せられし童貞マリア、御身の聖寵と御とりなしと模範とによりて
我らを悪と 天主と我らの一致を妨ぐる結より救い給うにより、
我らが万有のうちに天主を見出し、我らの心のうちに主ありて
常に主に仕えるを得しめ給え。アーメン。」

 

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