ローマからドン・ジュアン・カルドーソによって齎された祈り

”この祈りを携えて、人に読むように勧めたり、見せてあげたりする者は誰であれ、生涯に喜びと報いを得るだろう。この祈りは、どこにいようと平安で損なわれないようにその人を保ち、同様に私は海の荒波からその者を護ろう。男であれ女であれ、この祈りを携える者は突然に死なず、敵から迫害を受けず、戦いに打ち勝ち、投獄されず、海で溺れず、火で焼かれず、落雷に当たらず、どのような嘘の証言にさらされることもないだろう。外出しようとする女性は、この祈りを首から吊るせば、いかなる危険にも遭わずに容易に出かけられるだろう。”

この祈りはローマからドン・ジュアン・カルドーソによってもたらされました。首に大きな石をくくりつけて海に放り投げられていた男が発見されたのですが、彼は溺れずに海に浮いていました。救助された時、所持品の中からこの祈りが出てきたのでした。この祈りは誠実な信仰をもって携えていなければなりません。神は約束を違えることはありません。毎日、次のように唱えて下さい。

 

祈り

我が主イエズス・キリスト、我が罪人なることを憶え給え。至聖なる童貞、我が為に祈り給え。御身が常に讃えられ祝されんことを。この罪人なる我が為に、御身の最愛の御子に祈り給え。天使と太祖と預言者の貴き美、使徒と殉教者と証聖者の栄冠、セラフィムの栄光、童貞の栄冠、我が肉体から離れたる時、悪魔から我を救い給え。ああイエズス・キリストの美と敬虔の至聖なる源よ、天の喜び、聖職者の慰め、我らの仕事の救済者。いとも賢明なる童貞と天使らは喜ばん。我が霊魂、信心深き者の霊魂、キリスト信者の霊魂を委ね奉る。我らのため御子に祈り給え。我らを永遠の楽園へ運び給え。御身はそこで治めし、とこしえに生き、我らは世々に御身を崇めん。

元后なる童貞マリア、生ける天主の御母、御身は御子を生み給えり。御子が我らを赦し、我らに戦いを挑む悪しき敵より我らを救い、我らに永遠の栄光を授け給わんよう我ら全ての罪人のために祈り給え。

主イエズス・キリストの聖なる御受難と御死去は世々に祝されんことを。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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