「ああ、神様、私はあなたを信じ、礼拝し、希望し、愛します。私はあなたを信じないもの、礼拝しないもの、希望しないもの、愛さないもののためにゆるしをお願いします。」 （天使が与えた祈り。天使は額が地面に着くまで身をかがめ、３度この祈りを繰り返した。）
「父と子と聖霊にましますいとも聖き神よ、私たちは、心の底からあなたを礼拝し、イエズス・キリストが全世界の聖櫃の内でお受けになる侮辱を償うために、イエズス・キリストご自身の聖い御体と御血、御霊魂、神性をあなたに捧げます。イエズス・キリストの聖心の限りない御功徳と、マリアの汚れなき御心の御取次ぎによって、不幸な罪人に改心の恵みを御与え下さい。」
「おお、至聖三位なる神よ、あなたを礼拝します。わが主よ、わが主よ、私は最も祝福された聖体の中に、あなたを愛します。」
「イエズスよ、私はあなたを愛しますから、罪人の改心のため、聖母マリアの御心に加えた侮辱を償うために、この犠牲を捧げます。」（現在は個人的に犠牲を捧げる時、ゆるしの秘跡を受ける時、そして苦しみの時などにこの祈りが祈られます。）
・自身をマリアの汚れなき御心にお捧げする。
・ロザリオを毎日祈る。
・５回の初土曜日の信心を行い、かつ１５分間ロザリオの奥義を黙想する。
・上記の天使が教えた祈りを唱える。
・マリアの汚れなき御心に加えられた侮辱の罪の償いのために聖体訪問をする。
・あなたの使命において、私達の御母がお導き下さる様、人生の場において適切な使徒の任務をお与え下さる様、願い求める。
・日々の務めを自身の、そして他の人の罪の償いとして捧げる。
・今日から完全に生活を改め、神に向かう。そして神の御恵みによって、聖人になると決意する。毎日霊的な読書に時間を費やす。
・マリアへの個人的な献身のしるしとして茶色のスカプラリオを身に着ける。そしてマリアの汚れなき御心への償いを業を行う。
・さらに多くのゆるしの秘跡を受け、そして罪人達の改心のために特別な祈りを捧げる。
（１９５０年１月１５日 ポール・C・シュルツ インディアナポリス大司教認可）
＜ファティマの聖母への日々の捧げの祈り＞
「ああファティマの童貞、御憐れみの御母、天地の元后、罪人のよりどころよ、御身の御悲しみに満てし汚れなき御心に、
我らの心と霊魂、同胞と一切とを奉献し奉らん。
また、この奉献を真効にして不変とすために、今日洗礼と堅信の約束と、天主と公教会、教皇聖下への忠実の約束とを新たになし奉らん。
御身のファティマにおけし御望みに答え奉らんがため、ああ、いと清浄にして憐れみ深き御母よ、我らが日用の務めをして、
罪人の回心のための犠牲として捧ぐと、御身の聖なるロザリオを祈り、死するまで御身の聖なるカルメル山のスカプラリオを、
御身の御悲しみに満てし汚れなき御心への完全なる奉献のしるしとしてまとい、御聖体にあずかり、わけても重く、初土と、
罪人の回心のための働きに加わるを望み奉らん。
更には、ああ、いと聖なる童貞よ、ロシアの回心のため、御身のファティマにおいて、我らに与え給いし御言葉を
熱誠もて広めしめ給え。
キリストの御国のせかるるなればなり。」