十字架の道行の信心U

 

<十字架の道行のチャプレットU>

このチャプレットは、十字架から中心のメダイまでに六つの小珠があり、環状部分は十字架の道行きの各留のメダイ、そしてメダイとメダイの間には3つの小珠があります。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、十字架の御像のついた一般のロザリオを数を調節されながら用いられて構わないと思います。

始めに(十字架の御像において)「使徒信経」を唱えます。

最初の小珠で「痛悔の祈り」を唱えます。

「ああ天主、我、主の限りなくきらい給う罪をもって、限りなく愛すべき御父に背きしを深く悔み奉る。
御子イエズス・キリストの流し給える御血の功徳によりて、わが罪を赦し給え。
聖寵の助けをもって今より心を改め、再び罪を犯してに背くことあるまじと決心し奉る。アーメン。」

次の二番目の小珠で「十字架上のイエズスに向う祈り」を唱えます。

「仁慈にしていとも甘美なるイエズス、我御前に跪き平伏し(ひれふし)奉る。
預言者ダヴィドが主につきて、"彼らはわが手わが足を貫き、わが骨をことごとく数えたり"と言いし御有様を、今目前に見奉りつつ、心の大いなる愛情と苦痛とをもって、主の五つの御傷をひたすら眺め、かつ心にて思いめぐらし奉る。
信望愛の烈しき感情と、わが罪のまことの痛悔と、これを改むる最も固き決心とを、わが心にしみとおらせ給わん事をひとえに願い奉る。」

次の三番目の小珠で「死者のための祈り」を唱えます。

「主よ、永遠の安息を彼らに与え、絶えざる光を彼らの上に照らし給え。彼らの安らかに憩わんことを。
信仰のうちにこの世を去りたる全ての霊魂が、天主の御あわれみによりて安らかに憩わんことを。アーメン。」

次の四番目の小珠で「主祷文」を唱えます。

次の五番目の小珠で
「天使祝詞」を唱えます。

次の六番目の小珠で
「栄唱」を唱えます。

第一留:イエズス死刑の宣告を受け給う

第一連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第二留:イエズス十字架を担い給う

第二連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第三留:イエズス始めて倒れ給う

 

第三連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第四留:イエズス聖母に逢い給う

 

第四連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第五留:イエズス、シレネのシモンの助力を受け給う

第五連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第六留:イエズス、御顔を布に写させ給う

第六連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第七留:イエズス二度倒れ給う

第七連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第八留:イエズス、エルザレムの婦人を慰め給う

第八連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第九留:イエズス、三度倒れ給う

第九連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第十留:イエズス衣を剥れ給う

第十連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第十一留:イエズス十字架に釘付けにせられ給う

第十一連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第十二留:イエズス十字架の上に死し給う

第十二連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第十三留:イエズス十字架よりおろされ給う

第十三連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

第十四留:イエズス墓に葬られ給う

第十四連のメダイで教皇聖下の御意向のために次の祈りを唱えます。

「御身の聖なる十字架によりて世を贖い給いし故に、我ら御身を崇め、祝し奉る。」

続く三つの小珠で、それぞれ「主祷文」「天使祝詞」「栄唱」を唱えます。

 

 

 

 

 

 

 

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