521年12月17日にアイルランドの貴族の家庭に生まれる。
聖職者に養育され、やがて修院に入り、その後 アイルランド各地に修院を建設し
迫害を受けてスコットランドに逃れて後も
スコットランドに島に新たに修院を建設した。
597年に帰天。祝日は6月9日。
＜聖コルンバの旅路のチャプレット＞
このチャプレットは、聖コルンバのメダイと大珠、七つの小珠によって構成されています。
もし専用のチャプレットを御持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら用いられて構わないと思います。
はじめに（メダイで） 次のように祈ります。
「わが歩み道は キリストこれを歩み給う。」
「我が行かんとす地に悲しみなし。
我があるいずくにても 御父と御子と聖霊の三位の守護 我にあらん。」
大珠で 次のように祈ります。
「起居の一切のうちに在し給う親愛なる臨在
我と共に歩み給う輝ける天使よ。
起居の一切のうちに いかなる毒も我に届かざるを祈らん。」
最初の小珠で 次のように祈ります。
「聖雲の天の九重の衆人あり。」
二番目の小珠で 次のように祈ります。
「堅地に十の力あり。」
三番目の小珠で 次のように祈ります。
「恩好なる一行は、我と共に進み給わん。」
四番目の小珠で 次のように祈ります。
「我は全所に赴き。」
五番目の小珠で 次のように祈ります。
「我はやがて帰還せん。」
六番目の小珠で 次のように祈ります。
「我の過ぎし道に失われたるものなし。」
七番目の小珠で 次のように祈ります。
「全ての道は わが前に平らかなり。」
このチャプレットのしめくくりに、次の祈りを唱えます。
「男よ 女よ 子よ 我を歓迎せよ。」
「まこと善き旅なるかな。
かくして主は我らに路（みち）と道とを示し給わん。」
