聖エリザベス・アン・シートン

 

1774年8月28日、ニューヨークの裕福なエピスコパル派の信者の医師の娘として生まれる。
18世後半の上流社会の中で育てられ、3歳の時に母を亡くす。
1794年にウィリアム・マギーシートン氏と結婚し、5児の母となる。

マギーシートン氏は裕福であったが、結婚して10年して、商売は失敗し、間もなく結核で亡くなった。
そして5人の小さな子と、貧しい未亡人が残った。
エリザベスは長年、公教会の御教えに引き付けられるのを感じていたが、そこでいよいよ御聖体のうちに、まことのキリストの現存を感じて改宗し、
家族と疎遠となった。

子供達を養いながら、ボストンに学校を開き、公教会の宗教的交わりに沿って運営した。
聖女はまた、大司教の招きによって、メリーランド州でもカトリックの女子学校を設立した。

またアメリカで最初となる、慈悲姉妹会を1809年に創立した。

1821年1月4日帰天。

1975年9月14日、教皇パウロ6世によって列聖。
祝日1月4日。

 

<ノベナ>

「ああ、我らの御父なる天主、ここ地上の栄えある御身のしもべなる、聖エリザベス・アン・シートンに、
我の今こいねがい奉る恩寵により、聖女の御とりなしの御力を明らかとなし給え。

(ここで願う)

我はこれを御身の御子、御身と聖霊と共に一にして世々とこしえに生き、しろしめし給う、我らの主イエズス・キリストによりて願い奉る。アーメン。」

 

 

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