善き勧めを賜う御母

 

呼祷

「善き勧めを賜う御母よ、我らに向かい給え。平安の道に我らを導き給え。」

 

<善き勧めを賜う御母によりし祈願:ああ、めでたし十字架よ>

1922年1月27日に、フランスの神秘家マリー・ジュリー・ジェニーが恍惚のうちに、我らの主より、善き勧めを賜う御母によりて聖十字架の崇敬のためにしばしば繰り返す事を勧められし呼祷。

「ああ、わが救世主の崇むべき十字架よ、御身を歓待し、御身を崇め、御身を抱き奉る。
我らを保護し、保ち、救い給え。
イエズスは御自らの手本によりて御身をいとも愛し給い、我御身を愛し奉る。
御身の聖姿によりてわが恐れを取り除き、ただ我をして平安と信頼とを感ぜしめ給え。」

 

 

 

<善き勧めを賜う御母のメダイ>

現実に少しの時間の後に来るであろう艱難の時代のために、御自分の地上の子らを助ける事を望み給いし天の甘美なる御母は、1880年8月16日に神秘家マリー・ジュリー・ジェニー恍惚のうちに「善き勧めを賜う御母」のメダイを提供された。

「わが御心のよろずの徳を持って、そしてわが優しさの全てを持って、善なる家庭の父母達に、そして同じくして大いなる聖寵を持って小さい、そして大きい子供達に、未だ存在しないもので、しかし非常によく製造された、あまり大きくない事を望むメダイの着用を再び伝えます。
このメダイは次の言葉を伴います。」

「ああ、蛇の頭を踏み砕きし祝せられたマリア、我らの信仰と我らの幼なき子らの潔白を保ち給え。」

マリー・ジュリー・ジェニーによれば、「いとも祝せられた御母は御心にこのメダイをつけられ、私はそれが大変よくわかりました。
彼女は私にそれを示され、それは丸く白いものでした。」

祝せられた御母は加えられました。

「このメダイは高価である必要はありません。
その価値は同じものです。
これは腐敗の悪疫が至る所において放たれる艱難の時代に潔白なる者を守ります。
全てのキリスト者は防御として、そして罪深き生業と悪の反逆を打ち負かす信仰の武器として、自らこのメダイ持って備える事が出来ます。」

 

<善き勧めを賜う御母への祈り>

Imprimatur(教会認可)

「永遠の御勧を賜う御者によりて、肉よりなりし永久の御ことばの御母に選ばれし、いと栄えある童貞、天主の聖寵の宝にして、罪人の擁護者なる御者よ、我は御身のいと相応しからざるしもべにして、御身に依り頼み奉る。
この涙の谷においてわが導きにして相談者となり給え。

御身の天主の御子のいと尊き御血によりて、わがために罪の赦しとわが救霊とそれを得るに必要なる手段を得させ給え。

同じく聖にして母なる公教会の敵に対する勝利と、全地上にイエズス・キリストの御国が広まらんことを得させ給え。アーメン。」

 

<1796年に作られた善き勧めを賜う御母に御保護を求むる祈り>

「ああ善き勧めを賜う御母、御身に信心を為し奉る全ての者の心を燃え上がらしめ給え。
彼らの全てが御身のうちに逃れんことを。
ああ天主の大いなる御母、ああいと相応しき御母、聖アウグスチノがのたまいしより、御身は使徒の助言者、万民の助言者なれば、全ての者に御身を霊魂の賢明なる助言者、教師として選ばしめ給え。アーメン。」

 

 

 

 

 

 

 

 

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