イエズス・キリストの御愛における完徳への到達の望みに霊魂を向くるための

50の教訓

1.イエズス・キリストへの愛をいや増さん事を熱く望み奉ること。

2.しばしば愛の行いをイエズス・キリストに向かいて為し奉り、また起床後直ちに、もしくは就寝前に愛の行いを為し奉るために、常にイエズス・キリストの御旨と自らの意思を一致する様に願い奉ること。

3.しばしば御受難を黙想し奉ること。

4.常にイエズス・キリストへの愛を願い奉ること。

5.しばしば聖体を拝領し、一日の間幾度も霊的聖体拝領を為し奉ること。

6.しばしば聖体訪問を為し奉ること。

7.毎朝イエズス・キリストの御手より彼御自身を受け取り奉らんがため、十字架のしるしを行うこと。

8.楽園と死を望み奉らんがため、イエズス・キリストを完全に全く永遠に愛し奉らんとすること。

9.しばしばイエズス・キリストの御愛について語ること。

10.イエズス・キリストのために矛盾に順応すること。

11.天主の幸いのうちに喜び奉ること。

12.イエズス・キリストがいとも喜び給う事を為し、彼に相応しき何ものも厭わぬこと。

13.完全にイエズスを愛し奉らんと欲し、努むること。

14.常に罪人と煉獄の霊魂のために祈ること。

15.あなたの心から駆り立てられる全ての情愛を、イエズス・キリストに属さすること。

16.我らのためにイエズス・キリストの御愛を得させ給うように、常に至聖なるマリアに依り頼み奉ること。

17.イエズス・キリストを喜ばせるために、マリアに光栄を帰し奉ること。

18.あなたの全ての行いにおいてイエズスを喜ばせ奉る事を求めること。

19.主の御愛に対し、どんな苦痛でも苦しむために、自己をイエズス・キリストに捧げること。

20.故意に罪を犯すよりは、むしろ死ぬることを常に堅く決心すること。

21.幾つもの十字架に忍耐強くあり、「かくしてこれはイエズス・キリストを喜ばせん」と言うこと。

22.イエズス・キリストの為に、自らの楽しみを打ち捨てること。

23.可能な限り祈ること。

24.服従が許す限りの全ての苦行を修練すること。

25.最終の時のために、全ての霊的修練を為すこと。

26.不毛なる時に善行を貫くこと。

27.人間の尊重によって、何事も未完成のままにしないこと。

28.病において不平を言わないこと。

29.ただ一人イエズス・キリストと語らうために、孤独を愛すること。

30.憂鬱を追い払うこと。

 

(つづく)

 

 

 

 

 

 

 

 

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