十二の星の冠の信心

 

Raccoltaより

 

「この賛美と感謝を、太陽をまとい月を御足の間にし、御かしらに十二の星の奇しき冠を頂ける童貞マリアを我らに示し給いし至聖三位一体に捧げ奉る。」

▲「世々に到るまで、アーメン。」

 

「御娘を選び給いし天主なる御父に、賛美と感謝を捧げ奉る。」

▲「アーメン。」 「主祷文」一回。

「天主の御子の御母を定め給いし天主なる御父は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「彼女の御宿りにおいて全ての汚れを免れさせ給いし天主なる御父は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「いと秀でたる賜物もて彼女の御誕生を飾り給いし天主なる御父は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「彼女にいと清き浄配にして同伴者なる聖ヨゼフを与え給いし天主なる御父は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回、「栄唱」一回。

 

「御自らの御母に彼女を選び給いし天主なる御子に賛美と感謝を捧げ奉る。」

▲「アーメン。」 「主祷文」一回。

「九ヶ月宿り給い、彼女の乳房においてみことばとなり給いし天主なる御子は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「彼女より生まれ、御胸に養われ給いし天主なる御子は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「御幼少において彼女によりて教えらるるを望まれし天主なる御子は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「世の救いの神秘を彼女に啓示し給いし天主なる御子は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回、「栄唱」一回。

 

「御自らの浄配に受け取られし聖霊に、賛美と感謝を捧げ奉る。」

▲「アーメン。」 「主祷文」一回。

「聖霊の御名を彼女に最初に啓示されし聖霊は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「彼女を直ちに童貞にして御母とするに働きし聖霊は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「御力によりて彼女をとこしえに祝せられたる三位の生ける神殿とせし聖霊は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回。

「彼女を全ての生ける被造物に超えて天において高めし聖霊は称えられんことを。」

▲「アーメン。」 「天使祝詞」一回、「栄唱」一回。

 

 

<12の星のチャプレットT>

「一人の女が太陽を着て、足の下に月を踏み、その頭に十二の星の冠をかぶっていた。」(黙示録12:1


このチャプレットはメダイと一連が4つの小珠からなる三連によって構成されています。もし専用のチャプレットをお持ちでなければ、一般のロザリオを数を調節されながら代用されて構わないと思います。

 

 

最初のメダイで唱えます。

「太陽をまとい、月を御足元とし、御頭に十二の星の冠をかむせられし婦人なるマリアを我らに与え給いし至聖三位一体に、賛美と感謝を捧げん。」

「今も世々にとこしえに。アーメン。」

「ああいと聖なる御憐れみの童貞。」

「天地の元后、御身は何者をも拒み、見捨て給う事なし。
御憐れみのまなこもて我らを優しくみそなわし給い、我らのために天主の御子より、我らの罪の赦しを得させ給え。
かくして、我らが御身をここ地上においても、後に天つ御国のふるさとにおいても、御身に光栄を帰し奉らしめ給え。」

「我らの愛する御父よ、我らの御母なるマリアのうちに御身の為し給いし不可思議なる業ゆえに、御身を称え奉る。
我らをして御身の忠実なる子とならしめ給え。」

「主祷文」一回、「栄唱」一回。

 

各小珠で唱えます。

「御身の栄光の冠の第一のほまれ、ああ天の元后は、御父の大いに愛されし御者となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第二のほまれ、ああ天の元后は、天主なる御子の御母となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第三のほまれ、ああ天の元后は、聖霊の聖所となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第四のほまれ、ああ天の元后は、原罪の汚れを免れ給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第五のほまれ、ああ天の元后は、主のはした女となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第六のほまれ、ああ天の元后は、いと秀で、公教会の比類なき一員となり給えり。」

「天使祝詞」一回。


「御身の栄光の冠の第七のほまれ、ああ天の元后は、シオンのいと高き御娘子となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第八のほまれ、ああ天の元后は、公教会に加わる全ての者の御母となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「ああ、天主なる聖霊よ、我らに幼な子の如き愛をもって、我らがマリアより受けし一切の賜物に報いる聖寵を与え給え。」

「主祷文」一回、「栄唱」一回。

 

「御身の栄光の冠の第九のほまれ、ああ天の元后は、全ての徳の模範にして教師となり給えり。」
「天使祝詞」一回。

「御身の栄光の冠の第十のほまれ、ああ天の元后は、十字架の御足元で、主と相共となり給えり。」
「天使祝詞」一回。


「御身の栄光の冠の第十一のほまれ、ああ天の元后は、御霊肉を天つ御国に昇らせ給えり。」
「天使祝詞」一回。


「御身の栄光の冠の第十二のほまれ、ああ天の元后は、主によりて、一切の被造物の元后に高められ給えり。」
「天使祝詞」一回。

 

「我らの為に大いなる業を行われしマリアに御礼を為し奉りて唱えん。」

「めでたし、御憐れみの御母、苦しめる者の慰め手、捕らわれ人の救い手よ、御身はエルサレムの栄光にして、イスラエルの喜び、
我らの者の光栄なり。」

「ああ、祝せられし御母、主は御身に聖性をまとわせ給いたれば、」
「天主の御母よ、我らのためにとりなし給え。」

祈願

「御あわれみの父なる天主、御身はこの世に御子を、人類の救い主として遣わし給いたれば、彼の御母、御憐れみの聖母に
光栄を帰し奉る我らに、誠実なる保護、万民への広げの願いと、御身の子らのまことの自由とを、主の犠牲による御功徳によりて
与え給え。

我らこれを、御身と聖霊と共に世々に生き、かつしろしめし給う、御身の御子、我らの主イエズス・キリストによりて願い奉る。
アーメン。」

「公教会のため、信仰を広げんがため、万民の間の平安がため、捕らわれ人の解放のために。」


「サルベ・レジナ」を唱えます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

inserted by FC2 system